2024年10月10日、LINEヤフー株式会社はYahoo!広告ディスプレイ広告において、広告管理ツール権限を持たないユーザーでもオーディエンスリストに顧客データをアップロードできる機能を追加しました。
本記事では、この機能の利用方法と注意事項を解説します。
機能の概要
Yahoo!広告ディスプレイ広告の広告管理ツールにログインせずにオーディエンスリストに顧客データをアップロードできる機能は、広告管理ツールの権限有無に関わらず顧客情報を保持しているユーザーが直接データをアップロードできます。
これにより、ユーザーには2つのメリットがあります。
- 顧客の個人情報を適切に取り扱える
- データをアップロードせずにリストのみ作成ができる
利用方法
利用方法は次の手順を参考にしてください。
- 広告管理ツールで顧客データのオーディエンスリストを作成
- アップロード用URLを発行
- アップロード用URLから顧客データをアップロード
それぞれ解説します。
広告管理ツールで顧客データのオーディエンスリストを作成
広告管理ツールから顧客データのオーディエンスリストを作成します。
オーディエンスリストの作成方法は Yahoo!広告の「オーディエンスリストの作成」を参照してください。
作成済みのオーディエンスリストも利用可能です。
アップロード用URLを発行
対象のオーディエンスリストのアップロード用URLを発行します。
アップロード用URLはアカウントの編集権限を持つユーザーが発行します。
発行方法は「アップロード用URLを発行する」を参照してください。
アップロード用URLから顧客データをアップロード
発行されたアップロード用URLをアップロードします。
アップロード方法は「アップロード用URLから顧客データをアップロードする」を参照してください。
注意事項
アップロード用URL利用にあたっての注意事項は以下の通りです。
- アップロード用URLの有効期限は発行から5日間
- 該当する第三者に対し広告取扱基本規定や広告データ利用基準を厳守させる
- 該当する第三者によるデータの取り扱いは利用者がすべての責任を負う
まとめ
Yahoo!広告ディスプレイ広告における、広告管理ツールにログインせずにオーディエンスリストに顧客データをアップロードできる機能の利用方法と注意事項を解説しました。
この機能を利用すれば、オーディエンスリストの作成が容易になるだけでなく、適切な顧客データ管理ができるようになります。
ぜひ、今後の広告運用に活用してみてください。