【Yahoo!広告ディスプレイ広告】入札戦略と課金方式に関するβ版機能の提供開始!追加項目や変更内容、注意事項を解説

2024年10月2日、LINEヤフー株式会社はYahoo!広告ディスプレイ広告(運用型)において、下記2つの機能をβ版として提供することを発表しました。

本記事では、新たな機能に関する追加項目や変更内容、注意事項を解説します。

ビューアブルインプレッション数の最大化について

キャンペーン目的「ブランド認知」における「ビューアブルインプレッション数の最大化（β）」は、キャンペーンで指定した1日の予算の範囲内でビューアブルインプレッション数が最大になるよう、入札価格を自動調整する入札戦略です。

キャンペーンの条件は、すべての「ブランド認知」のキャンペーンで利用できます。

「ビューアブルインプレッション課金（β）」は、1,000ビューアブルインプレッションごとに広告料金が発生する課金方式です。

コンバージョン数の最大化を最適化ポイントとしているキャンペーン目的とキャンペーン目的「動画再生」においても、一部の入札戦略で「ビューアブルインプレッション課金（β）」の利用が可能になります。

「ビューアブルインプレッション課金（β）」が利用できるキャンペーン目的と入札戦略の組み合わせは以下の通りです。

課金方式「ビューアブルインプレッション課金（β）」の利用拡大に伴い、広告管理ツールの各種一覧画面の表示項目に「課金方式」が追加されます。

※キャンペーンエディターの表示項目には追加されません。

変更内容は「表記」と「インポート用ファイル」の2つがあります。

広告管理ツールおよびキャンペーンエディターに表示される一部の入札戦略は以下の通り表記変更されます。

変更前	変更後
ビューアブルインプレッション課金	ビューアブルインプレッション単価
動画再生課金	動画再生単価

表記変更のみで入札戦略の機能に変更はありません。

広告管理ツールおよびキャンペーンエディターのインポート機能において、インポート用ファイルの一部が変更されます。

「入札戦略」項目の入力値が変更されます。

「入札戦略」項目の入力値が変更されます。

「ビューアブルインプレッション数の最大化（β）」と「ビューアブルインプレッション課金（β）」を利用する際の注意事項は以下の通りです。

ビューアブルインプレッションが計測できない掲載面には広告配信されない
ビューアブルインプレッション課金（β）はキャンペーンエディターおよびYahoo!広告APIでは提供されない
キャンペーンエディターで新規キャンペーンを作成する場合、課金方式はキャンペーン目的に応じて「クリック課金」または「動画再生課金」が適用される
ビューアブルインプレッション課金（β）を利用しているキャンペーンの入札戦略をキャンペーンエディターに変更した場合、キャンペーン目的に応じて「クリック課金」または「動画再生課金」が適用される