LINE公式アカウントには、「未認証アカウント」と「認証済アカウント」の2つがあります。認証済アカウントは、使える機能が増えるなどのメリットがあるだけでなく、ユーザーの安心や信頼にも繋がります。
そこで今回は、認証済アカウントの審査について解説します。
認証済アカウントとは
認証済アカウントは、LINEヤフー独自の審査基準を通過したアカウントです。
認証済アカウントになると認証バッジが付与され、審査を通過したアカウントであることをユーザーに認知してもらえます。
使える機能が増えるなどのメリットがあり、友だち追加してくれたユーザーに有益な情報を届けることで、関係性の強化が期待できます。
認証済アカウント審査について
認証済アカウントの審査には、以下の項目があります。
- 業種・業態、商品・サービス審査
- 実在確認審査
- アカウント名審査
- 申込情報審査
- 本人確認審査
それぞれ解説します。
業種・業態、商品・サービス審査
業種・業態、商品・サービス審査は、法令または公序良俗に反する行為や、ユーザーが不快に感じるコンテンツ、不利益なコンテンツが配信されることを防ぐために実施しています。
申請情報のうち、「アカウント名」が指し示す対象や、店舗・施設情報、会社情報について審査を行います。
実在確認審査
実在確認審査は、企業・店舗、またはそのサービス内容が実際に存在していることを確認する審査です。アカウントの信頼性を高め、ユーザー体験を損なわないために実施しています。
申請情報のうち、「アカウント名」が指し示す対象や、店舗・施設情報、会社情報、Webサイトなどの情報を総合的に判断します。
企業に関する情報がなく、ユーザーが安全で確実なサービスを受けられるかが明確でない場合は認証対象外となります。
アカウント名審査
アカウント名審査は、アカウントの対象や情報配信される内容がどのようなものか、ユーザーに正しく認識されるよう実施しています。
設定されたアカウント名が不明確であるものや、ユーザー体験が損なわれる可能性があるものは認証対象外となります。
申込情報審査
申込情報審査は、アカウントの運営元として適切な情報が入力されていることを確認するために実施しています。
申請情報のうち、店舗・施設情報、会社情報、申込者情報を確認します。情報が不正確であったり、不足していたりすると認証対象外となります。
本人確認審査
本人確認審査は、「なりますまし」や悪用を防ぐために実施している審査です。LINEヤフーの審査担当が、運営元の電話番号または申請時のメールアドレスに直接連絡し、在籍確認を行います。
本人確認が完了しない場合は、認証対象外となります。
まとめ
認証済アカウントの審査について解説しました。
認証済アカウントには、アカウントオーナーとユーザーが信頼性の高い関係を築けるように、各審査が設けられています。認証済アカウントであることは、ユーザーの安心感に繋がるのはもちろん、集客や販促に役立つ機能が使えるメリットもあります。
ぜひ、認証済アカウントに申請してみてはいかがでしょうか。