6月24日、GoogleはGoogle広告の新たな測定ツールとして「クロスメディアリーチ」機能のリリースを行いました。
クロスメディアリーチを活用して測定を行うことで、キャンペーン効果の最適化につながります。
今回は、Google広告の新たな測定ツールであるクロスメディアリーチについて、概要やメリットをご紹介します。
クロスメディアリーチとは
2024年6月24日、GoogleはGoogle広告の新しい測定ツール「クロスメディアリーチ」を発表しました。
クロスメディアリーチは、キャンペーンの種類やターゲット設定などの要素によって同時進行するさまざまな広告キャンペーンを管理するツールです。
具体的には、YouTubeの動画リーチキャンペーンや動画視聴キャンペーンなど、複数のキャンペーン全体のリーチと頻度を集約して重複を排除することで、ターゲットリーチの合計を表示します。
これにより、動画キャンペーンの計画策定や広告投資の最適化に必要な洞察が得られます。
クロスメディアリーチのメリット
クロスメディアリーチでは動画プロモーションの到達範囲と頻度に関するデータが収集でき、下記のことが可能になります。
- キャンペーン実施中に目標達成度を継続的に確認
- キャンペーン終了後の効果分析
また、複数のキャンペーンにおける重複視聴者の除外も可能です。
Google広告では個別のビデオキャンペーンごとに詳細設定ができますが、クロスメディアリーチ機能を使用すると、複数のキャンペーンを統合し、重複を排除した総合的な到達数の把握ができるようになります。
さらに、ターゲットとする年齢層や性別に対する効果的なリーチを評価できるのもメリットの一つです。
例えば、コネクテッドTVを通じてリビングルームで共同視聴したユーザーなどの特性を分析できます。
加えて、従来の地上波テレビ広告キャンペーンと比較して、追加的な到達度を推定することも可能です。
この分析は一部の国のみ利用可能で、各国公認の第三者提供テレビデータを基に行われます。
まとめ
今回は、Google広告の新たな測定ツールであるクロスメディアリーチの概要やメリットを紹介しました。
クロスメディアリーチ測定を活用することで、広告の効果を最大化し、投資対効果の向上に役立ちます。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。