Xでは、ユーザーによる活発な会話が日々行われています。
こういった自然な会話を活用した「会話ターゲティング」機能がX広告で提供されており、この機能を利用することで効果的な運用が可能です。
今回の記事では、会話ターゲティングの概要や設定手順、詳細についてご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
会話ターゲティングの概要
Xのユーザーは、さまざまな会話を活発に行っています。
X広告では、そうしたユーザーの自然な会話を広告のターゲティングに活用できる「会話ターゲティング」という独自の機能を提供しています。
この機能を使うと、Xで盛り上がっている会話のトピックに基づいて、関心の高いユーザーをすばやく見つけ出して広告を届けられます。
例えば、スポーツ、ライフスタイル、ゲーム、本など、25のカテゴリーから10,000以上の会話トピックからのターゲティングが可能です。
会話ターゲティングには、広告の関連性が高まり、ユーザーの反応が得やすくなるというメリットがあります。
会話ターゲティングの設定手順
会話ターゲティングの設定手順は、下記の通りです。
- ターゲティングの選択:広告キャンペーン設定の「ターゲティング」セクションに移動し、「オーディエンスの機能」セクションで「すべて」をクリック。「会話トピック」を選択する。
- キーワードの入力:映画のジャンルや特定のブランドなど、ターゲットにしたいトピックの検索キーワードを入力する。
- トピックの追加:検索結果から適切なトピックを選び、「追加」をクリックする。
ただし、会話ターゲティングのトピックは一括でのアップロードが不可となっています。
会話ターゲティングの詳細について
会話ターゲティングのトピックに関する情報は、広告キャンペーンの設定画面で確認できます。
会話トピックの上でカーソルを動かすと、以下の情報が表示されます。
- 会話トピックのオーディエンス名
- オーディエンスのアカウント説明
- 推定オーディエンスサイズ
また、会話トピックにエンゲージしていると見なされるアカウントは以下の条件を満たすものです。
- トピックをツイートしたことがあるアカウント
- トピックに言及するツイートにエンゲージしたことがあるアカウント
- 会話トピックに関するツイートを一定期間表示したことがあるアカウント
会話ターゲティングは主に英語圏マーケット向けですが、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語でも限定的にサポートされています。
そのため、英語以外の言語ではターゲティングに使える会話トピックが少ない場合があります。
予想リーチ数を確認し、必要に応じて他のターゲティングオプションを追加するのもおすすめです。
まとめ
X広告の「会話ターゲティング」は、ユーザーの自然な会話を広告のターゲティングに活用できる機能です。
会話ターゲティングを活用して広告の関連性を高めることで、ユーザーの反応を得やすくなるでしょう。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。