XやInstagramと並ぶSNSとなった「TikTok」。数秒から数分のショート動画をシェアできるサービスで、若者に人気のSNSです。
そんなTikTokで広告運用を行う企業も増えています。また、これからTikTok広告を運用していきたいと検討している企業も多いでしょう。
そこで今回は、TikTok広告をより効果的に運用できる「インスタントページ」について解説します。
TikTok広告のインスタントページとは?
TikTok広告のインスタントページとは、TikTok広告の遷移先Webサイトを作れる機能です。LPとして活用できるほか、外部のWebサイトに遷移する前のクッションページとしても活用できます。
そんなインスタントページは、ページの表示速度が速いという特徴があります。通常のWebサイトの約11倍速い速度でページの表示が可能です。
ページの表示速度が速いことで、ユーザーの離脱防止につながります。
インスタントページの利用範囲
インスタントページは、以下の範囲で利用可能です。
キャンペーン目的 | ・トラフィック・コンバージョン・リーチ・動画視聴数 |
プレースメント | ・TikTok・Pangle |
スプリットテスト(A/Bテスト) | 利用可 |
Spark Ads | 利用可 |
カード | ・ディスプレイカード・ギフトコードカード |
インスタントページは幅広いキャンペーン目的で利用できるため、さまざまなニーズで活用できます。
ただし、アプリプロモーション目的の広告配信には利用できないので注意しましょう。
インスタントページを効果的に活用するポイント
インスタントページを効果的に活用するポイントは、次の3つです。
- CTAボタンははっきりしたスタイルや色で設定する
- 動画ファイルサイズは100MB以下がベスト
- レポートを分析してバージョンアップする
それぞれ解説します。
CTAボタンははっきりしたスタイルや色で設定する
インスタントページで設定するCTAボタンは、目立つ色にしましょう。
CTAボタンをはっきりさせることで、インスタントページに埋もれず、ユーザーのクリック率向上にもつながります。
動画ファイルサイズは100MB以下がベスト
インスタントページで表示する動画ファイルサイズは、100MB以下がベストです。さらに動画の長さは2分以内におさめましょう。
動画ファイルサイズが大きかったり動画が長すぎたりすると、インスタントページの読み込みに時間がかかってしまうからです。
通常のWebサイトよりも表示速度が速いインスタントページで読み込みに時間がかかるのは、非常にもったいないと言えます。
そのため、動画ファイルサイズはなるべく100MB以下に抑え、表示速度に悪影響が出ないようにしましょう。
レポートを分析してバージョンアップする
TikTok広告の運用でインスタントページを活用する場合、レポート分析を必ず行いましょう。
レポート機能を利用してインスタントページの配信実績を確認できます。
レポート機能では、ユーザーのページ滞在時間やCTAボタンのクリック数などの分析が可能です。
分析する中で出てきた課題に対して改善策を講じることで、インスタントページのバージョンアップを図りましょう。
まとめ
TikTok広告のインスタントページについて解説しました。
インスタントページを活用することで、TikTokの世界観に合う遷移先Webサイトが作成できます。
TikTok広告の遷移先にするLPがない場合や、外部リンクに飛ぶ前のクッションページとして、大きな役割を果たしてくれるでしょう。
TikTok広告を運用する場合は、ぜひインスタントページを積極的に活用してみてください。