2024年2月1日、SmartNews広告は新広告管理画面「広告マネージャー v2」のベータ版をリリースしました。
2024年4月下旬のWeb案件機能のフルリリースに伴い、従来の広告管理画面(広告マネージャー v1)で使用されているコンバージョンタグは廃止されます。
本記事では、「広告マネージャー v2」の概要とコンバージョンタグ廃止の詳細を解説します。
広告マネージャー v2の概要
広告マネージャー v2には、下記5つの特徴があります。
- 3階層アカウント構造とわかりやすいUI
- SmartNews for docomoによる広範囲なリーチ
- 計測精度と安定性が高められたPixelタグを全面採用
- 新アルゴリズム
- 業界標準の計測指標
それぞれ解説します。
3階層アカウント構造とわかりやすいUI
広告マネージャー v2は、業界標準の3階層アカウント構造(キャンペーン＞広告グループ＞広告)を採用しています。
また、UI(ユーザーインターフェイス)はキャンペーンの目的別に整理されているため、使い勝手もよく、広告運用のパフォーマンス向上が見込めます。
SmartNews for docomoの配信面よる広範囲なリーチ
広告マネージャー v2では、2024年4月にdocomo「マイマガジン」からアップデートした「SmartNews for docomo」の配信面が利用できます。
この機能を活用することで、幅広いリーチが期待できるでしょう。
計測精度と安定性が高められたPixelタグを全面採用
広告マネージャー v2は、コンバージョンタグ（CVタグ、CV.js）に代わるSmartNews広告の標準サイトタグ「Pixelタグ」を全面採用しています。
Pixelタグの高い計測精度と安定性から、配信最適化と計測性能の改善ができます。
新アルゴリズム
広告マネージャー v2には、Webサイトの複数地点に設置したPixelイベントを活用して、イベントデータを複合的に最適化する機能が備わっています。
最適化されたシグナルの増加によって、コンバージョンに至る見込みが高いユーザーへのリーチを拡大できるようになります。
業界標準の計測指標
広告マネージャー v2では、Standard Adsの動画ビューアブルインプレッション(vimp)の定義が変更されます。
動画は、50%以上の領域が2秒以上に表示された回数となります。
コンバージョンタグ廃止について
広告マネージャー v2のリリースに伴い、広告マネージャー v1の機能が段階的に廃止されます。
2024年6月3日には、広告マネージャー v1で使われていたコンバージョンタグが廃止されます。
6月3日以降に新規のコンバージョンタグを作成する場合、利用できるのはPixelタグのみです。
まとめ
SmartNews広告でリリースした広告マネージャー v2の概要とコンバージョンタグ廃止の詳細を解説しました。
従来のコンバージョンタグの廃止までには、まだ時間があります。
期限を迎える前に、広告マネージャー v2へ移行しましょう。
