Xのユーザーは、世の中の出来事に敏感な傾向があります。
そのため、Xでは、広告に反応を示す可能性が高いユーザーや、ブランドの目標達成に貢献してくれそうなユーザーに対して、関連性の高い広告を表示することが可能です。
適切なタイミングでブランドをアピールし、メッセージを届けるには、オーディエンスの特性を重視したターゲティングが欠かせません。
今回は、オーディエンスの特性に基づいたさまざまなターゲティングについてご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
オーディエンスの特性について
X広告では、地域や言語、端末、年齢、性別などの特性を絞り込むことで、的確にユーザーをターゲティングすることが可能です。
主なターゲティングの種類は下記の通りです。
- 地域ターゲティング
- 言語ターゲティング
- 端末、プラットフォーム、Wi-Fiターゲティング
- 年齢ターゲティング
- 性別ターゲティング
それぞれ解説します。
地域ターゲティング
地域ターゲティングでは、ブランドが注目している国・地域・都市圏・都市、郵便番号に絞り込んでユーザーにリーチします。
Xの地域ターゲティングは最近のユーザーの位置情報に基づいており、現在の位置情報と、最近の位置情報の履歴を組み合わせたものです。
IPアドレスやGPSといった情報を利用してユーザーの位置情報を判断しています。
ただし、複数の地域を選択すると、各地域が地理的に同じ範囲に属していたとしても、選択したすべての地域のユーザーに広告が表示される点に注意しましょう。
たとえば、広告キャンペーンのターゲットを日本と名古屋市にした場合、広告は日本のすべてのユーザーに表示されます。
個々の地域のみをターゲットにしたい場合は、広告キャンペーンのターゲティング条件にその地域のみを追加することが重要です。
言語ターゲティング
言語ターゲティングは、ポストや反応したトピックから判断した第一言語でユーザーにリーチします。
Xではプロフィール設定で選択されている言語や、アクティビティに対応する言語などからユーザーの使用言語についての情報を取得しています。
端末、プラットフォーム、Wi-Fiターゲティング
新しい端末または携帯電話会社、Wi-Fi接続の端末などさまざまな形によるターゲティングも可能です。
ユーザーのプロフィールに設定されている携帯電話会社に基づいたターゲティングは、広告主が携帯電話会社の場合、Xの広告キャンペーンで自社の顧客をターゲティングしたり、逆に除外したりするのに役立ちます。
年齢ターゲティング
年齢ターゲティングの年齢の範囲を調整することで、「18歳以上」など特定の年齢層にリーチします。
Xでは、ユーザーがプロフィールに入力した誕生日から年齢データを収集しており、誕生日を設定していないユーザーについては、フォロー中のアカウントや興味関心など、さまざまな属性から年齢を推測する仕組みです。
性別ターゲティング
男性または女性のみをターゲティングするか、性別を問わずにリーチすることが可能です。
Xでは、ユーザーによって提供されたプロフィールの性別のデータを利用しています。
性別情報が未入力のユーザーについては、アカウントの類似性に基づいた性別判断を行っています。
まとめ
今回は、X広告のオーディエンスの特性に基づいたさまざまなターゲティングについて紹介しました。
今後の広告運用に、ぜひお役立てください。