TikTokやYouTubeショート、LINEが提供するLINE VOOM、Instagramのリール動画など、縦型動画の人気はますます高まっています。 これに伴い、広告のリーチ拡大と視聴回数の増加が広告配信の機会も大きく増えてきています。
本記事では、縦型動画広告の導入を検討している方向けに、縦型動画広告のメリットを紹介します。
メリット①購買行動の喚起につながる
縦型動画をきっかけに商品やサービスの購入につながるケースも増えています。
スターミュージック・エンタテインメントが運営するクリエイターのマネジメント・ネットワーク支援を行う「Star Creation」が発表したショート動画白書 vol.3(※)では、約70%が「購買に与える影響を感じる」と回答しています。
(※)資料を確認するにはリンク先でダウンロード申込みが必要です。
また、SNSマーケティングを手がけるFinTが15歳〜29歳の若年層350名を対象に行った縦型動画に関する調査では、各SNS媒体別の利用状況や、商材・サービスの購買行動に相関性があることが分かってきました。
参考:【若年層350名を対象】縦型動画に関する調査を公開!縦型動画を見て購買行動する分野、女性1位はコスメ・美容。男性1位は芸能・エンタメ。
これらの調査結果からも、縦型動画をきっかけにユーザーの購買行動につながりやすくなっていることが分かります。
メリット②幅広い層にリーチできる
縦型動画は若者向けというイメージがありますが、そうとも限りません。例えば、TikTokのユーザーの年齢層は10、20代を中心に、30~50歳以上まで幅広い年齢層に視聴されていますし、LINEが提供するLINE VOOMは男女問わず幅広い層に利用されています。
縦型動画の視聴者数は右肩上がりに増え続けていると予想されており、広告でリーチできる数も増え続けると予想されています。 幅広いユーザー層が視聴し、視聴数も伸びているのため、縦型動画は広告の配信面として大きなメリットがあります。
運用型広告では基本的に同じ入札価格であれば、視聴やクリックなどのエンゲージメント率が高い広告の方が媒体から高く評価される傾向があります。
つまりユーザーの反応が良い広告クリエイティブのほうがリーチ数が伸びやすい傾向となっています。 そのため、TikTokやYoutubeショートのような縦型を前提とする配信面では、横型やスクエア型よりも縦型動画の広告の方がリーチを獲得しやすいといえます。
これまで横型やスクエア型のみを配信しいた場合は、縦型も併用することでさらにリーチ拡大できる可能性が高くなるでしょう。
メリット③使用感など利用イメージを伝えやすい
縦型動画広告のフォーマットは、配信面の仕様にあわせて画面を最大限に活用できるため、短尺でも多くの情報を伝えるのに適しています。
この特性を活かすことで、静止画では表現しきれない商品の使用感や利用シーンなど、よりリアルに魅力的に伝えることができます。 例えば化粧品の場合、使用シーンを入れることで、使用感、テクスチャ、色見など商品の詳細が伝わりやすいです。
まとめ
今回は縦型動画広告のメリットを紹介しました。
今後も伸び続けることが期待できる縦型動画広告は幅広いユーザー層へ広告を届けることにも適しています。 ぜひ今後の広告運用にお役立てください。