2024年2月1日、Google広告はレスポンシブ検索広告のアセット表示を変更しました。
本記事では、アセット表示変更の概要とメリットについて解説します。
広告見出しを一つで掲載
従来までは、レスポンシブ検索広告を用いた場合、少なくとも2つの広告見出しが表示されていました。
今後は検索語句や文脈によって、一つの広告見出しを表示したほうがパフォーマンスを向上すると判断した場合は、広告見出し一つで広告が掲載されるようになります。
この変更の一環として、説明文の先頭に広告の見出しが表示される場合があります。
なお、広告見出しや説明文の固定設定は引き続き適用されます。
広告見出しと説明文の追加を簡略化
これまでのレスポンシブ検索広告は、キャンペーンおよび広告グループに複数入稿している場合は、各レスポンシブ検索広告に対してアセット変更する必要がありました。
しかし、今後はキャンペーン単位ですべての広告グループに同一の広告見出しと説明文を追加できるようになりました。
これにより、キャンペーン単位で最大3個の広告見出しと2個の説明文を関連づけられます。
また、セール期間などの特定期間を表示する必要がある場合は、その開始日と終了日をスケジュール設定できます。
アカウント単位の自動生成アセット
従来通り手動で作成したアセット(画像アセット、サイトリンク、コールアウト、構造スニペット)が掲載されることに加え、「アカウント単位の自動生成アセット」の機能をオンにすると、自動作成のアセット(動的画像アセット、動的サイトリンク、動的コールアウト、動的構造スニペット)も手動作成アセットと一緒に表示されるようになります。
例えば、広告用に4つのサイトリンクが手動で作成されていても、GoogleのAIが2つの動的サイトリンクと2つの手動サイトリンクを同時に表示したほうがより多くのユーザーにアプロ―チできると判断した場合は、そのように処理されるケースがあります。
まとめ
Google広告のレスポンシブ検索広告におけるアセット表示変更の概要とメリットを解説しました。
GoogleのAIを有効に活用すれば、今までアセット作成にかかっていた時間と労力を大きくおさえ、より効果的な広告運用ができるようになります。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。
