Meta広告には、Metaのプラットフォーム上でユーザーが行ったアクションに基づきカスタムオーディエンスを作成できる「エンゲージメントカスタムオーディエンス」が用意されています。
エンゲージメントカスタムオーディエンスを活用することで自社が提供する商品やサービスに関心がある確度の高い見込み顧客にアプローチ可能です。
本記事では、Meta広告のエンゲージメントカスタムオーディエンスについて紹介します。
エンゲージメントカスタムオーディエンスの概要
エンゲージメントカスタムオーディエンスとは、、Metaのサービス上で自社のコンテンツにアクションをしたユーザーをターゲットにした広告配信ができる機能です。動画の再生、リード獲得フォームの送信、Instagramの投稿へのいいねなど、さまざまなエンゲージメントをカスタムオーディエンスの作成条件として指定できます。
利用できるエンゲージメントカスタムオーディエンスの種類は、以下の通りです。
- 動画
- リード獲得フォーム
- インスタントエクスペリエンス
- ARエクスペリエンス
- ショッピング
- Instagramアカウント
- イベント
- Facebookページ
Metaにより記録されたユーザーの行動から、興味の高いオーディエンスをリスト化し、ターゲティングに活用できるのが特徴です。
例えば、動画の再生をアクションとして指定し期間を「過去1ヶ月」に設定すると、過去1ヶ月以内に自社の動画を再生したユーザーをターゲティングすることができます。
設定方法
エンゲージメントカスタムオーディエンスの設定は以下の手順で行います。
今回は「リード獲得フォーム」の設定方法を紹介します。
- 広告マネージャーを開く
- オーディエンス画面から[オーディエンスを作成]を選択
- [カスタムオーディエンス]を選択
- Meta Sourcesから[リード獲得フォーム]を選択
- エンゲージメントのタイプを選択
- リテンション(オーディエンスの有効期間)を設定
- オーディエンス名を設定し、[オーディエンスを作成]をクリック
リテンションでは、エンゲージメントを取得するためにさかのぼる日数を入力します。 日数は、商品やサービスの購買サイクルに合わせて決めると良いでしょう。
まとめ
今回は、Meta広告のエンゲージメントカスタムオーディエンスについて紹介しました。
エンゲージメントカスタムオーディエンスは、自社のコンテンツに興味のあるユーザーの行動を分析しターゲティングを行うのに効果的です。 ぜひ今後の広告運用にお役立てください。