パソコンOSの1つ、WindowsをリリースしているMicrosoft社。会社から支給されるパソコンがWindowsPCだったという方は多いのではないでしょうか?
Microsoft社がリリースした運用型検索広告は、2022年7月に日本へ上陸しました。現在、検索広告はGoogle、Yahoo!の2社に加え、Microsoft社を含む3社が主な国内シェアとなっています。
「Microsoft社保有の検索エンジンのBingに広告が掲載されるのはわかるけど、費用対効果が合うのかがわからない。」
「基本的にGoogleでいつも調べるけど、Bingに広告を出してお問い合わせが本当に発生するのかが読めない」
Microsoft広告はGoogle広告やYahoo!広告と違って、情報量が少ない媒体です。Microsoft広告を導入検討中の方にとっては、未知の媒体に高額な広告費をつぎ込みたくはないですよね。
Microsoft広告を始める上で、
- ①GoogleやYahoo!では頭打ちなのでMicrosoft広告で刈り取りをしないといけない
- ②我流で設定を進めたら配信が勝手に始まった
- ③広告文を入稿するとエラーが表示されて気づいたら3時間以上が経過
- ④結局、設定がまともにできず、配信をしたらCPAが高騰
- ⑤①に戻る
情報が少ない媒体故に、Microsoft広告の配信をしていく上で、上記のように時間を無駄にしてしまう局面を迎えることが考えられます。
ただでさえ、Google広告やYahoo!広告の管理画面は、小難しい専門用語が並んでいます。Microsoft広告の配信となると、「余計にわからない…。」という感情になってしまうでしょう。
そこで今回は、Microsoft広告の特徴を始め、本記事をご覧の方にとって、喉から手が出るほど知りたい各業界の配信事例をお届け。
本記事をご覧の方が抱くであろう「Microsoft広告は、うちの業界とマッチングする媒体?」といった疑問に関しても発信していきたいと思います。
本記事を熟読していただくことで、Microsoft広告における考え方やパフォーマンスについてご理解いただけること間違いなし。
自身のビジネスに沿った媒体かどうかを決めることができます。
ぜひ、新たな一手となるMicrosoft広告を検討中の方は、参考にしてみてください。
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マイクロソフト(Microsoft)広告とは?
マイクロソフト(Microsoft)広告の特徴
Microsoft広告は、Microsoft社が提供するWEB広告です。
Bing、Microsoft Edge、MSN、Outlookなどのマイクロソフト製品やサービスに、広告を配信することができます。
主な特徴としては、
- 検索エンジンとして急成長中のBingに広告が出せる
- 独自の広告フォーマットや機能が搭載していてターゲティングオプションが豊富
- Google広告やFacebook広告を配信している場合、そのままの設定でMicrosoft広告に入稿可能
Microsoft広告の主な特徴は上記の通りです。
なんと言っても、ブルーオーシャンのプラットフォームに広告が出せることに加え、既にGoogleやFacebookに配信をしている場合は、構成をボタン1つでそのまま自動インポートが可能。媒体への入稿にかかる時間も最小限に抑えることができます。
下記より詳しく解説していきたいと思います。
①検索エンジンとして急成長中のBingに広告が出せる
Bingは、世界第2位の検索エンジンです。2023年7月時点でのシェアは14.2%で、Googleのシェア(92.1%)に次ぐシェアを有しています。
また、利用ユーザーの定性部分で、Bingの利用者は、Googleユーザーよりも購買意欲が高い傾向があるとされています。
日本国内においては、GoogleとYahoo!の次にシェアを獲得している検索エンジンのため、第三の矢として戦略を練っていく上で欠かせないメディア媒体と考えてよいでしょう。
また、「toB向け商材にtoCユーザーの問い合わせが多い」といったコンバージョンユーザーのクオリティーに課題を持っている広告主様も、なるべく契約に繋がりやすいユーザーを獲得しやすい媒体でおすすめです。
検索エンジンシェアの規模はGoogleに劣ります。しかし、Bingには、クオリティーの高い見込み顧客を集客できるポテンシャルを秘めていると考えてよいでしょう。
②独自の広告フォーマットや機能が搭載していてターゲティングオプションが豊富
Microsoft広告では、Bingの検索履歴やMicrosoft Edgeのブラウザ履歴、Microsoftアカウントの属性情報など、マイクロソフトが保有するファーストパーティデータを活用したターゲティングが可能。
デバイス、地域、興味関心など、さまざまな条件でターゲティングを設定することもできます。
Bingの急成長や豊富なターゲティングオプション、独自の広告フォーマットなど、さまざまな特徴を有しているため、これらの特徴を活かして、自社のビジネス目標に合わせた広告配信を実現可能です。
Googleと異なり、主にtoBユーザーを中心としたターゲティングができる媒体メディアと考えてよいでしょう。
③Google広告やFacebook広告を配信しているなら設定が簡単
Microsoft広告は、Google広告やFacebook広告などの他社広告プラットフォームと連携して利用可能です。これにより、複数のプラットフォームを横断した広告配信が可能になります。
インハウスで運用をしている広告主様にとっては、媒体への設定準備になるべく時間を割けたくないと考える方が多いでしょう。
インハウスマーケターは、広告運用だけが仕事ではないはず。オウンドメディアの運営や、商品企画等の時間を割く必要があるからです。広告の設定で時間を取られるということは避けたいですよね。
既にGoogle広告やMeta広告を配信をしていたりするのであれば、ワンクリックでMicrosoftの広告管理画面に反映されるため、簡単に準備を進めることが可能。
自社運用でMicrosoft広告を始めたい方にとってもおすすめの媒体と言えます。
マイクロソフト(Microsoft)広告のメリットとは?
- toBユーザーにターゲティングができる
- ワークデイコンシューマー(toCユーザー)へのアプローチも可能
- クリック単価(CPC)がGoogleやYahoo!と比べて低い
マイクロソフト広告のメリットは、大きく分けて上記の3通りです。
本記事をご覧の方は、会社のPCで閲覧されているかと思います。GoogleのChromで見ている人もいれば、Microsoft社のEdgeで閲覧しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
企業のPCは、ネットを繋ぐと自動的にブラウザのEdgeが出現する初期設定が多いのだとか。
特に検索エンジンやブラウザにこだわりがない方や、企業規則でEdgeしか使えないユーザーは、必然的にBingを利用することが多いと言えるでしょう。
また、GoogleやYahoo!と異なり、歴史もまだまだ浅い媒体です。他媒体と比べて、競合他社が少ないのもメリットとして考えられます。
Microsoft広告活用におけるメリットについて詳しく解説していきます。
toBユーザーにターゲティングができる
企業が基本的に利用するPCはウインドウズという方が多いはずです。
なぜなら、Macよりもコストが安く導入できることに加え、親しみのあるエクセルやパワーポイントなどのソフトウェアがセットでインストールされているため、企業側も使いやすいからですね。
使用アプリに関しても閲覧・利用制限を設けている企業もあります。また、GoogleのChromはセキュリティー上、会社では利用禁止という企業も一定数存在するのだとか。
そういったユーザーに、GoogleのChromではアプローチできないtoBユーザーの刈り取りをMicrosoft広告では可能です。
また、会社で何かを調べる際、特にこだわりがないという方は、自動的に出現する検索エンジンを利用するという方も一定数いると考えてよいかもしれません。
toB向けユーザーにターゲティングを強化したいということであれば、おすすめの媒体と言えます。
また、toBユーザーが集まるプラットフォームのため、リードの質もGoogleやYahoo!よりも高い可能性が考えられるでしょう。
ワークデイコンシューマー(toCユーザー)へのアプローチも可能
Microsoft広告は、ワークデイコンシューマーにアプローチできる可能性を秘めています。
ワークデイコンシューマーとは、仕事と日常生活の両方でデジタルデバイスを使用する人々を指します。
WindowsOSがインストールされているMicrosoft社のパソコンは、仕事と日常生活の両方で使用されることが多いですよね。
仕事だけでなく学業にも広く使用されているため、Office 365サブスクリプションなどのOffice製品を促進する広告キャンペーンを展開することが可能です。
コロナ禍をきっかけに、リモートワークを推進する企業は格段に増えました。
リモートワークとはいえど、普段何かを調べる際に、個人的な趣味嗜好のものを検索する人が増えたことにより、ユーザーとのタッチポイントが作られたと考えてよいでしょう。
Microsoft広告は、Microsoft製品やサービスに関連するキーワードやデモグラフィック情報をターゲットにできます。
Microsoft広告プラットフォームを使用する際に、詳細なターゲット設定や広告キャンペーンの最適化も可能です。
ワークデイコンシューマーにアプローチする際には、Microsoft広告も有効と言えるでしょう。
クリック単価(CPC)がGoogleやYahoo!と比べて低い
Microsoft広告は、Google広告やYahoo!広告と比較して、クリック単価(CPC)が低い傾向です。Microsoft広告はサービス開始から日が浅く、競合性が低いためと考えられます。
Google広告に比べてまだ競争が緩やかな状況にあります。
多くの広告主がGoogleに焦点を当てており、Microsoft広告に参入していないか、あるいは限られた予算を割り当てているため、広告の競争が低いと考えられるからです。
また、Googleと同じようなキーワードやターゲットへ配信し、CPCを安定させることができている場合、Microsoftも同等の数値、もしくは下限値になる確率が高くなります。
Googleで良いCPCをキープできているということは、Microsoft広告においてもより格安のCPCで配信ができると考えてよいでしょう。
かつて、「WEB広告黎明期の時に始めたリスティング広告のCPCが10円台だった」というお話をお伺いします。先行者利益に乗れるチャンスと捉えてもよいかもしれません。
マイクロソフト(Microsoft)広告のデメリットとは?
- Google広告やYahoo!広告に比べて、シェアが小さい
- 機能やサポートが充実していない
- 対応するデバイスや地域が限られている
Microsoft広告の良い部分について解説してきました。ここまで読んできた広告主様にとっては、デメリットの部分も把握しておきたいですよね。
Microsoft広告のデメリットを挙げるとすると、上記の3つが結論です。Googleなどのマンモス媒体と比べて、劣る部分もあるので、考慮した上で配信を検討しましょう。
下記より詳しくお伝えしていきます。
Google広告やYahoo!広告に比べて、シェアが小さい
言うまでもなく、Google広告やYahoo!広告と比べてシェアが小規模ということがデメリットの1つと言えます。
Microsoft広告のシェアは、Google広告やYahoo!広告と比較して小さいため、競合性が低い一方で、配信量が少ない傾向も。
CPCが安く、GoogleやYahoo!と比べてCPAを大きく下げることができますが、予算を使い切れないことがあります。
Microsoft広告で十分な配信効果を得るためには、適切なターゲティングや入札設定を行う必要があるので、運用時にはGoogleやYahoo!と同じ進行にならないように気をつけましょう。
Microsoft広告の配信をより良く最適化するには、GoogleやYahoo!と同様の運用方法では通用しないことがあります。
Microsoft広告の配信に課題を持っているという方は、ぜひ、下記のリンクからお問い合わせください。
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機能やサポートが充実していない
2つ目のデメリットが、Google広告やYahoo!広告と比べて、機能やサポートが充実していない点です。
Google広告はあらゆるプロダクトに配信ができるP-Maxやファインド広告といった多種多様な配信方法が用意されています。
Yahoo!に関しては、ブランドパネルを用いた認知及び刈り取り配信ができるといった、媒体ならではの特徴やサポートが存在しています。
Microsoft広告に関しては、リリースされた間もないため、他媒体と比べて機能やサポートが充実していないことが見受けられます。
広告配信のパフォーマンスを最大限に引き出すためには、ある程度の運用ノウハウが必要と言えるでしょう。
GoogleやYahoo!で広告を配信していた時は、媒体担当者もついて丁寧にサポートしていただいた方も多いかと思います。
しかし、2023年10月現在においては、サポート窓口も充実しておらず、電話が繋がらないことが多々あります。
基本的には、不規則な事象やトラブルが発生した際に、解決するには自身で対応しないといけません。
対応するデバイスや地域が限られている
Google広告やYahoo!広告と異なり、デバイスや配信地域に縛りがある点です。
Microsoft広告は、BingやMicrosoft Edge、MSN、Outlookなどのマイクロソフト製品やサービスに広告を配信することができるメディアです。
日常的に使用するようなものではないため、toCユーザーの獲得をしたいと考える方にとっては、相性が悪い媒体となるかもしれません。
Google広告やYahoo!広告と比較して、対応するデバイスや地域が限られている傾向があります。
Microsoft広告に配信をしてポテンシャルがあるかどうかなどは、現在依頼している広告代理店に聞いてみて判断をしてみてもよいでしょう。
【5選】マイクロソフト(Microsoft)広告の効果は?弊社が取り扱う各業界の配信事例をご紹介
Microsoft広告は、以下の企業におすすめです。
- Bingユーザーをターゲットにしたい企業
- 購買意欲の高いユーザーをターゲットにしたい企業
- 複数の広告プラットフォームを併用して広告配信したい企業
- Bingの独自の広告フォーマットや機能を活用したい企業
具体的な業界についてお伝えしていきたいと思います。
広告出稿を検討している方は、ぜひ、参考にしてみてください。
①レンタルオフィス業界×Microsoft広告配信事例
Microsoft広告配信の詳細状況
- 広告費:120万円/月
- 導入後のCV数:40CV
Googleの配信では、CPAが40,000円のレンタルオフィス業界のお客様です。Microsoft広告ではCV数拡大はもちろんのこと、CPAも30,000円に収まる結果となっております。
Microsoft広告配信に至ったポイント
既にGoogle、Yahoo!と配信を実施しており、より多くのCV件数を積み重ねたいご要望でMicrosoft広告の配信をご提案。
配信当初は、配信ボリュームが過小故、予算が使い切れないといったことがありましたが、Microsoftの特徴に合わせた運用を実施することで、予算を使い切れる状態に調整ができました。
②看板業界×Microsoft広告配信事例
Microsoft広告配信の詳細状況
- 広告費:12万円/月
- 導入後のCV数:23CV
看板を取り付けたいお客様への配信とお問い合わせの刈り取りを実施。
CPAにして5,000円ほどの刈り取りができている状況で、1件の成約率、成約単価から考慮すると、利益率が高いことが考えられます。
Microsoft広告配信に至ったポイント
toBユーザーへの配信を強化したい要望を兼ねておりいただいておりました。
Google、Yahoo!共に配信をしていたものの、競合が多く、CPCも水準よりも高くなることが多いことが課題感として挙げられていたお客様です。
Microsoft広告が日本国内で配信ができるようになり、toBユーザーへのアプローチ強化のため、ご提案させていただいて、配信が決定。
初月からCV獲得を達成。徐々にGoogle、Yahoo!よりも格安のCPAでお問い合わせ獲得ができるようになりました。
③資格試験業界×Microsoft広告配信事例
Microsoft広告配信の詳細状況
- 広告費:7万円/月
- 導入後のCV数:233CV
資格試験の受験申し込み数拡大に向けて、刈り取り配信をしているお客様です。
限られた期間のみの配信ですが、Google、Yahoo!と比べてCPCが安いだけでなく、CVRも高く、結果的に500円を切るCPAでお問い合わせ数を獲得することができました。
Microsoft広告配信に至ったポイント
toB向けユーザーの獲得を重視したい課題があり、ビジネスで使用しているユーザーが集まっているBing内で、お問い合わせ獲得に向けた配信と刈り取りを実施しました。
企業からの指示により、検定をマストで受けないといけないユーザーが使用するPCに向けて配信をしていたことにより、GoogleやYahoo!よりもCVRが高くなったことが考えられます。
④観葉植物業界(EC)×Microsoft広告配信事例
Microsoft広告配信の詳細状況
- 広告費:12万円/月
- 導入後のCV数:44CV
15万円未満の少額予算でMicrosoft広告を配信し、CV数は40件以上を達成。
toBだけでなく、toC向けにも販売をしているお客様で、GoogleやYahoo!以外のプラットフォームで配信を実施し、CV数獲得をしたいといったご要望をいただきました。
Microsoft広告配信に至ったポイント
試験的に配信を実施してみた結果、CPC、CPA、GoogleやYahoo!よりも良い結果となり、Googleで成果が悪い時はMicrosoft広告も予算をアロケーションする等運用を実施しております。
⑤toB向けアミューズメントグッズ×Microsoft広告配信事例
Microsoft広告配信の詳細状況
- 広告費:30万円/月
- 導入後のCV数:20CV
GoogleやYahoo!の配信を実施し、第三の矢としてMicrosoft広告をご提案させていただきました。
GoogleやYahoo!のCPAは2,500円〜3,000円ほどでしたが、Microsoft広告ではCPAは1,500円台でお問い合わせ数を獲得できております。
Microsoft広告配信に至ったポイント
KPIとなるCPAは長期に渡って問題なくクリアしていたお客様で、CV数向上に向けて新たな一手となる施策を取り入れたいご要望をいただいた背景から、配信開始にいたりました。
初月のCPAは2,000円台のままでしたが、Microsoft広告ならではの運用を実施したことで、CPAをさらに改善。1,000円から1,500円を推移するCPAでCV数獲得となっております。
Microsoft広告出稿における注意事項について解説
これらのデメリットを踏まえて、Microsoft広告を利用する際には、以下の点に注意が必要です。
日本に上陸したばかりの媒体故に、思わぬトラブルはつきものです。広告出稿における注意事項についてまとめてみたので、参考にしてみてください。
十分なターゲティングや入札設定を行う
Microsoft広告を実施する前に、実際の商品やサービスを買い求めるユーザーの質を調査しましょう。
また、Google広告やYahoo!広告を実施してデータを確認した後に、Microsoft広告の配信可否を決めることが重要です。
競合がいない=配信すれば購入数やお問い合わせ数がバク上がり…。ということは、基本的に発生しません。多種多様なデータを元に、Microsoft広告の配信を考えることで、CV数、CPA改善へとつなげることができます。
そもそもMicrosoftに合った商材で、ターゲットユーザーが存在する媒体なのかどうか等を調査してください。
配信時には、1ヶ月〜3ヶ月の期間において、ターゲティング精度の見直しや入札調整等をこまめに行ないましょう。
基本的な運用ノウハウを身につけた上で調整
Google広告やYahoo!広告と比べて、機能やサポートが充実していない傾向があるため、広告配信のパフォーマンスを最大限に引き出すためには、ある程度の運用ノウハウが必要となります。
なぜなら、Googleは部分一致のみを配信することで、CV数拡大・CPA抑制ができる仕様に変更となった一方で、Yahoo!に関しては、なるべくフレーズ一致や完全一致で固める手法が合っていたりといったことがあるからです。
Google広告では、既に部分一致キーワードだけで完結するものの、Yahoo!広告やMicrosoft広告では通用しないといったことは日常茶飯事です。
GoogleやYahoo!広告と同様の運用法でMicrosoft広告にトライを考えているという方は、慎重にアカウントの調整を進めるようにしましょう。
予算が使い切れないことを承知の上で進める
Microsoft広告は、Google広告やYahoo!広告と比較して、対応するエリアやデバイスはもちろんのこと、bingを使用するユーザーも限られています。
Googleなどの巨大なプラットフォームと比べて、ユーザー数が限定される媒体だからです。
そのため、検索ボリュームが少ない商材だった場合、予算が使い切れないことが考えられます。
ニッチな商材で検索数が少ないということではない場合は、Microsoft広告では予算が使いきれないケースが考えられます。
MicrosoftにもGoogle同様のキーワードプランナーがありますが、参考にならないケースがあったりすることも。
GoogleやYahoo!広告で予算が50万円~100万円以上使えているお客様であれば、検討をしてみてもよいかもしれません。
Microsoftで使えない金額はGoogle広告やYahoo!広告などにアロケーションをするように進めてください。
まとめ:マイクロソフト(Microsoft)広告でお問い合わせ数拡大!格安CPAで効率的に配信しよう
WEB広告といえば、世界ではGoogle、日本国内では最初にGoogle、その次にYahoo!が出てきますよね。そのWEB広告業界を牛耳っているGoogleに待ったをかけたのがMicrosoft社です。
Microsoft広告は、Googleにはないプラットフォームで広告を配信可能。
世界第2位の検索エンジンシェアを占めているBingに広告を配信することで、購入層、お問い合わせ検討ユーザーの刈り取りができます。
Microsoft広告の配信メリットは、
- CPCが安い
- toCだけでなくtoBユーザーの配信に最適
- Microsoft広告ならではのプラットフォームで認知可能
といったことが挙げられます。しかし、GoogleやYahoo!とは異なる仕様のため、運用をしていく際は慎重に進めていくことが重要です。
今回、お伝えさせていただいた弊社のMicrosoft広告の配信事例はほんの一部で、CPCの安さや、toBユーザーへのアプローチができることで、今まさに問い合わせ数をたくさんいただいている状況です。
Google、Yahoo!、ときて、第三の矢として、toC、toBユーザーの刈り取りを行いたいと考えている広告主様はぜひ、Microsoft広告の配信を検討してみましょう。
弊社では、Microsoft広告の運用代行も対応しております。配信における支援をさせていただく上で無料分析も承っているので、ぜひ、下記のリンクからお問い合わせください。