2023年10月18日、TikTokはOOH（Out Of Home）ソリューション「Out of Phone」をリリースしました。
Out of Phoneは、ビルボードからレストラン、ガソリンスタンド、空港までTikTokのプラットフォームを最大限に活用できるサービスです。
今回は、TikTokが発表したOOHソリューション「Out of Phone」についてご紹介します。
TikTokのOOHソリューション「Out of Phone」とは
TikTok「Out of Phone」とは、TikTokのコンテンツを「OOH（Out Of Home）」（屋外メディア）のスクリーンで表示できるソリューションのことです。
表示される主な場所は下記の通りです。
- デジタルサイネージ／ビルボード
- 映画館
- バーやレストラン
- 空港
- ガソリンスタンド
- 小売店
また、「Out of Phone」広告を活用する場合、次の2つの方法があります。
- 既存のTikTokキャンペーンと、キャンペーンのクリエイター生成コンテンツをOOHディスプレイに拡張する方法
- TikTokがキュレーションした「ユーザー生成動画コレクション」の間に広告を表示する方法
TikTokでは、Out of Phoneの体験がそれぞれのニーズに合うようパートナーと協力し、特定の場所やスペースの視聴者に適したプログラムをカスタマイズします。
パートナーである空港のTVネットワークReachTVとの例では、スクリーン専用の動画コレクションを作成することで、トレンドのライフスタイルや旅行といったさまざまなコンテンツを展開しています。
Out of Phoneは定期的に更新されているため、最新で最も魅力的なTikTokコンテンツのみの共有が可能です。
世界に広がるOut of Phone
Out of Phoneのパートナーシップを通じ、TikTokの喜びが世界中の新しい視聴者に広まり始めています。
Out of Phoneを提供する初期のパートナーには、下記の企業が含まれます。
- Adomni
- DIVE Billboards
- GSTV
- Loop TV
- Raydiant
- ReachTV
- Redbox
- Screenvision
- VEVO
TikTokとOOHメディアネットワークとのパートナーシップは、主に北米に限られていました。
現在、数社のOOHパートナーがラテンアメリカと韓国にあり、ヨーロッパとAPAC地域のパートナーも視野に入れているということです。
TikTokは今後、さらにOut of Phoneを拡大し、よりグローバルなパートナーを増やしていく予定です。
まとめ
今回は、TikTokが発表したOOHソリューション「Out of Phone」について紹介しました。
スマホだけにとらわれないことで多くのユーザーへのリーチが見込めるOut of Phone、日本での展開に期待したいところです。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。
