Yahoo!広告には「あと○日です」、「あと○時間でセールが終了します」といった、セールの限定感を演出させて効果的な配信する「カウントダウン関数」という機能があります。
本記事では、このカウントダウン関数の概要や設定方法を解説します。
カウントダウン関数の概要
カウントダウン関数とは、レスポンシブ検索広告や動的検索連動型広告にカウントダウン表示させることができる機能です。
上記赤字部分をカウントダウン関数で指定し、残り時間が24時間未満になると、時間表示に切り替わります。
さらに、1時間未満になると分表示になります。
カウントダウン関数を利用するメリット
カウントダウン関数を利用するメリットは2つあります。
- 限定感を演出
- クリック率の向上
限定感を演出
広告やタイトルで残りの日時を表示できるカウントダウン関数は、限定感を演出することができます。
限定感を利用した心理効果「スノッブ効果」は様々なマーケティング手法でも取り入れられており、広告文がメインとなるリスティング広告では重要な要素となります。
クリック率の向上
カウントダウン関数の演出効果によってユーザーの興味や関心を引き、広告のクリック率を上げることができます。
限定感が後押しになり、サイト訪問だけでなく、商品の購入に踏み込む確率も大きくアップするでしょう。
カウントダウン関数の設定方法
ここからは、カウントダウン関数の設定方法をご紹介します。
カウントダウン関数を利用するときは、タイトルや説明文のテキスト編集画面にて、以下関数を挿入してください。
- レスポンシブ検索広告:{COUNTDOWN(yyyy-mm-dd hh:mm:ss,開始日)}
- 動的検索連動型広告:{=COUNTDOWN(‘yyyy/mm/dd hh:mm:ss’,’表示言語’,開始日)}
関数全体は中括弧「{}」で囲み、最初に半角英字で「COUNTDOWN」(動的検索連動型広告は「=COUNTDOWN」)と入力します。
続けて、「()」内で要素を指定します。
なお、入力は全て半角英数字です。
yyyy/mm/dd hh:mm:ss
年月日に加えて、時分秒を入力してください。 動的検索連動型広告ではダブルクォーテーション「’」で囲んで入力します。
表示言語
表示言語は、残りの時間をどの言語で表示するかを指定します。
日本語の場合は「ja」、英語の場合は「en-US」と入力してください。
開始日
開始日は、カウントダウンを何日前から開始するのか入力します。
カウントダウンは開始日の0時から始まります。
動的検索連動型広告において、2023年12月25日18時30分をカウントダウンの終了日として、7日前から日本語でカウントダウンを表示する場合は以下のように入力してください。
{=COUNTDOWN(‘2023/12/25 18:30:00′,’ja’,7)}
この関数を設定した場合、7日前となる2023年12月18日の午前0時より広告が表示されます。
注意点
カウントダウン関数を利用するときは、以下2点にご注意ください。
- アプリ訴求広告では利用できない
- 広告文の文字数
特に広告文の文字数では、広告文の規定文字数をオーバーしてしまうと広告が配信されなくなるので、ご注意ください。
カウントダウン関数もタイトルや説明文の文字数に含まれ全角4文字として計算されます。文字数を考慮して入力するようにしましょう。
まとめ
Yahoo!広告の機能「カウントダウン関数」の概要と設定方法を解説しました。
カウントダウン関数を活用すれば、商品の限定感が演出でき、よりユーザーの購買意欲を高められます。
セールを利用して売上を伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。