2023年4月5日、Yahoo!にてオーディエンスリスト(カスタム)の提供終了に伴う、自動移行のスケジュールが発表されました。
Yahoo!広告 ディスプレイ広告では、新規オーディエンスリストの提供開始に伴い、オーディエンスリスト(カスタム)の提供終了されます。
本記事では、オーディエンスリスト(カスタム)の自動移行のスケジュールや切り替えされる内容について紹介していきます。
オーディエンスリスト(カスタム)自動移行の概要
提供終了に伴い、作成済みのオーディエンスリスト(カスタム)は、 オーディエンスリスト(Yahoo! Audience Discovery)、又はオーディエンスリスト(顧客データ) に移行されます。
移行については、Yahoo!広告のシステムで自動的に行うため、広告主による手動での移行は不要です。
また、自動移行したオーディエンスリスト(カスタム)はリスト種別は変わりますが、そのまま利用できます。
ただし、データ連携が停止されたオーディエンスリスト(カスタム)は、自動移行の対象外です。
データ連携が停止したオーディエンスリストの確認方法は以下で解説します。
データ連携が停止したオーディエンスリストを確認する方法
オーディエンスリストのデータ連携が停止しているかを確認できる場所は、以下の3つです。
- 広告管理ツールのライブラリ
- 広告グループ
- キャンペーンエディター画面
それぞれの確認方法を紹介します。
広告管理ツールのライブラリ
広告管理ツールのライブラリで確認する手順は以下のとおりです。
広告管理ツール>ライブラリ>オーディエンスリスト>オーディエンスリスト名の横に警告アイコンが表示されている場合
データ連携が停止されている場合、警告アイコンをクリックすると、メッセージで「データ連携が停止しました」と表示されます。
広告グループ
広告グループを新規作成時、又は編集画面にてオーディエンスリストを指定する際に確認できます。
対象のオーディエンスリスト名の横に警告アイコンが表示されていている場合、警告アイコンをクリックすると、データ連携が停止した旨をメッセージで確認できます。
キャンペーンエディター画面
ディスプレイ広告のキャンペーンエディターでは、オーディエンスリストの「データ連携状況」で確認できます。
データ連携が停止している場合は、「データ連携状況」が「連携停止」と表示されます。
移行スケジュール
オーディエンスリスト(カスタム)の移行スケジュールは以下のとおりです。
- 新規作成停止:2023年4月3日
- 広告管理ツールでの自動切換え(移行):2023年4月19日
オーディエンスリスト(カスタム)の自動移行に伴い、Yahoo!広告APIやキャンペーンエディターにおいても同時に切替えが行われます。
まとめ
今回は、Yahoo!広告 ディスプレイ広告のオーディエンスリスト(カスタム)の自動移行について概要とスケジュールを紹介しました。
データ連携が停止されている場合は自動移行の対象外です。
気になる広告主様や運用ご担当者は、自動移行スケジュール前に本記事で紹介した内容を参考に確認しておくとよいでしょう。