プライバシー尊重の時代において、広告を理想的なターゲットに届けたり、その効果を正確に測定したりすることは難しいものです。
しかし、こういった環境の変化は、最適なターゲットに向けた方法や場所、タイミングを改めて考える機会でもあります。
プライバシーを保護しながらビジネスを拡大させるためには、新しいアプローチやツールが必要だと言えるでしょう。
Googleは引き続き、優れた方法やサービス、情報を提供して広告主をサポートしますが、今回、その一環としてGoogle広告の「プライバシー ハブ」に最新のリソースを追加しました。
今回は、新しくなったプライバシー ハブについてご紹介します。
プライバシー ハブについて
Google広告のプライバシー ハブにオンライン広告を、より一層活用するためのリソースが追加され、概要ページから広告のプライバシーに関連した情報やサービスを把握することが可能となっています。
このサイトでできることとして、主に次の4つが挙げられます。
- プライバシーについての最新動向や広告パフォーマンスへの影響の把握
- プライバシー保護を観点とした効果的な広告戦略を行うためのデータベース構築方法の学習
- プライバシーを重視した「Google測定ソリューション」の導入で、ビジネス戦略をレベルアップ
- Google広告のプライバシー関連ソリューションについて、同業のマーケティング担当者からの質問回答閲覧
Google広告のプライバシー ハブをブックマークしておくことで、Google広告のプライバシー保護技術に関する信頼性の高い情報の入手が可能です。
変化するデジタル・エコシステムについて常に情報把握ができるため、大変便利です。
また、カスタマイズされたプライバシー重視の測定プランの利用もできます。
Googleの「プランニング ツール」を使えば、プライバシーを重視したマーケティング戦略を強化するための最適な測定ソリューションが発見可能です。
この場合、Google広告アカウントの設定の際にいくつか質問に回答することで、ビジネスに適合した測定ソリューションのリストが表示されます。
ただし、測定プランは現在一部の市場のみでしか使えず、日本では利用できません。
2023年後半より順次拡大予定とのことなので、もう少し待つ必要があるでしょう。
まとめ
今回は、Google広告の新しくなったプライバシー ハブについて紹介しました。
Googleでは今後も、プライバシー保護を強化しながらマーケティングに活用しやすいデジタルインサイトやツールの提供を行っていくということです。
Google広告のプライバシー ハブを利用して測定戦略を改善し、パフォーマンス向上につなげていきましょう。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。