Yahoo!広告 検索広告では2022年12月15日(木)から、検索連動型ブランディング広告における動画広告の再生仕様を変更しています。
検索連動型ブランディング広告は、検索キーワードに連動して、商品やサービスのバナー広告を検索結果の最上部に掲載する仕組みです。
今回の記事では、検索連動型ブランディング広告の詳細と仕様変更点についてご紹介します。
検索連動型ブランディング広告について
検索連動型ブランディング広告は、ブランド名やサービス名といった検索キーワードに連動し、検索結果の広告掲載位置最上部にバナー広告を掲載できるものです。
この広告機能の特徴は、テキスト広告のみだった検索結果広告にバナー(画像や動画)掲載が可能な点です。
テキストとバナー両方の掲載によって、商品やサービス、キャンペーンをよりわかりやすく効果的に見せることができます。
特に、テレビCMや新聞広告などを含めた複数のメディアでキャンペーンを行う際に、大きな相乗効果が期待できるでしょう。
検索連動型ブランディング広告は、下記の3つで構成されています。
- メインバナー
- バナーオプション
- 連結オプション
それぞれ説明します。
メインバナー
メインバナーは、その名の通り、メインで掲載される広告のことです。
検索キーワードに連動してYahoo! JAPANのウェブ検索結果の1ページ目上部に掲載されます。
バナーオプション
バナーオプションでは、Yahoo! JAPANのウェブ検索結果で、メインバナーと同じドメインのオーガニック検索結果に掲載します。
連結オプション
連結オプションでは、Yahoo! JAPANのウェブ検索結果で、バナーオプションによって装飾されたオーガニック検索をメインバナーに近づけて表示します。
メインバナーを基にして、バナーオプションや連結オプション、または両方をプラスすることで多彩な広告掲載が可能です。
今回の変更点について
検索連動型ブランディング広告で変更されたのは、「動画再生挙動」に関する仕様です。
今回のアップデートでは、検索連動型ブランディング広告のメインバナーに動画を入稿した際、掲載面で動画再生される時の挙動が変更になりました。
具体的には、メインバナーとして動画を設定しており、加えてYahoo!検索の検索設定で「プレビュー動画自動再生」を「常にする」を設定している場合、動画が自動再生される仕様に変わっています。
変更前は、ユーザーが動画の再生ボタンを押した後に再生される仕様でしたが、「常にする」に設定していないと自動再生されません。
「常にしない」を設定している場合は、変更前と同様、ユーザーが再生ボタンを押した後に再生されます。
デフォルトで「プレビュー動画自動再生」が「常にする」になることから、自動再生を希望しない場合はオフにしておく必要があるでしょう。
また、音声ファイルが含まれていても、自動再生時には音声なしでの再生となります。
まとめ
今回は、Yahoo!広告 検索広告の検索連動型ブランディング広告についてのおさらいと仕様変更点についてご紹介しました。
バナー広告で動画を掲載している場合、確認しておくことをおすすめします。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。