2022年11月9日、ヤフーはYahoo!検索広告 「動的検索連動型広告」の旧形式ページフィードの提供を停止することを発表しました。
新形式のページフィード提供開始予定日は11月30日となっていますが、これ以降旧形式ページフィード情報は参照できなくなるので、必要な情報は実施日前にダウンロードしておくことをおすすめします。
本記事では、動的検索連動型広告の旧形から新形への変更点とそのメリットについて解説をしてまいります。
動的検索連動型広告の変更点について
新形式のページフィードでは、旧形式よりも入稿可能なデータの上限数が拡大されます。
下記変更点の詳細です。
【変更前】
- ページフィードの登録上限数:アドカスタマイザーのデータ自動挿入リストと合わせて1アカウントにつき60件
- ページURLの登録上限数:広告表示オプションの登録件数、およびアドカスタマイザーで利用するデータ自動挿入リストのデータ行数と合算して、1アカウントにつき500万件
【変更後】
- ページフィードの登録上限数:ページフィード単独で1アカウントにつき120件
- ページURLの登録上限数 :ページURL単独で1アカウントにつき500万件
入稿データの上限数増加にともない、今後より多くの設定が可能となり、広告効果改善に大きく期待ができます。
動的検索連動型広告のメリット
新形式のページフィードになることで、今後広告主にどんなメリットがあるのかも確認していきましょう。
- サイトへの流入数が増える
- 広告運用の工数と時間を短縮できる
- タイトルを自動生成できる
- 柔軟な管理ができる
- 広告の自動更新が可能になる
サイトへの流入数が増える
今まで網羅しきれなかった検索キーワードに対して広告が掲載されるので、ユーザーが探している情報とのズレが小さくなり、ウェブサイトへの流入増加が期待できます。
広告運用の工数と時間を短縮できる
データ上限の増加に伴い、より多くの検索キーワードを選択して広告配信ができるので、広告運用業務の手間と時間がさらに短縮できます。
タイトルを自動生成できる
ウェブサイトと関連性の高い語句が検索されやすくなり、その検索語句等を利⽤して関連性の高いタイトルを自動で生成できるようになるでしょう。
柔軟な管理ができる
ウェブサイト全体を広告掲載対象に含めたり、特定のページのみを指定するなど、柔軟な管理が可能となります。
広告の自動更新が可能になる
入稿したURLページが変更されることによって、広告内容が自動で最新情報に更新されます。
まとめ
Yahoo!検索広告の新形式のページフィード提供によって、今後更なる広告効果が期待できます。
旧形式ページフィードの配信はすでに終了し、新形式の配信に切り替え済みのため広告配信への影響はありません。旧形式ページフィードの情報を参照したい方は、旧形式サービス提供終了日までに忘れずに情報をダウンロードをしておきましょう。