Google広告には、これまで人による作業が必要だったキーワード選定や広告の作成を自動化してくれる「動的検索広告(DSA)」という機能があります。
「登録するキーワードの範囲が広く人力じゃ厳しい」というニーズを持つ商材に特におすすめです。
本記事では、動的検索広告(DSA)について、特徴とメリットについて解説します。
動的検索広告(DSA)の特徴
動的検索広告(DSA:Dynamic Search Ads)とは、Googleが提供する検索連動型広告の機能の一つ。
ユーザーが検索するキーワードと関連性が高いとGoogleが判断した広告主のWebページを自動で広告が配信されることが特徴です。
今までは人間の作業であったキーワードの選定や登録、広告の作成をGoogle側が自動で行ってくれるため、効率よく広告運用をすることができます。
動的検索広告(DSA)のメリット
動的検索広告(DSA)のメリットは以下の3点です。
- 関連性の高い見出しが自動で生成できる
- 新しいキーワードの発見や取りこぼしを防止できる
- 広告設定の工数削減ができる
それぞれ以下で詳しく解説します。
関連性の高い見出しが自動で生成できる
動的検索広告(DSA)では、ユーザーが検索しているキーワードの内容とWebサイトの関連性が高いページにもとづき、見出し(広告)が自動的に生成されます。
そのため、ユーザーの探している情報と関連性が高い広告を表示することが可能です。
新しいキーワードの発見や取りこぼし防止ができる
動的検索広告(DSA)では、手動ではカバーしきれない面でも役立ちます。
例えば、利用用途などの詳細なキーワードや、3語以上のロングテールキーワードに対して広告を配信することが可能です。
このため、今まで見落としていたキーワードでも配信できるようになります。
広告設定の工数削減ができる
動的検索広告(DSA)を活用することで、キーワードの選定、広告文の作成や登録まで広告運用に関する業務の一部を自動化でき、工数を削減することが可能です。
情報量が膨大なサイトの場合、広告運用者によるキーワードの登録や管理、広告文の作成作業も膨大になりますが、動的検索広告(DSA)を使うことで業務効率化にもつながります。
まとめ
今回は、Google広告の動的検索広告(DSA)についてご紹介しました。
人の作業だけではカバーしきれない範囲からのコンバージョンの獲得やサイトへの流入が見込めるため、広告運用の効率化にメリットの大きい機能といえます。 ぜひこの機会に活用してみてはいかがでしょうか。