TikTok広告では、運用型広告配信プラットフォーム「TikTok For Business」で広告配信をターゲティングできる機能があります。
本記事では、TikTok広告の「オーディエンス」について解説します。
TikTok For Businessのオーディエンス機能とは
TikTok For Businessのオーディエンス機能とは、運用中の広告キャンペーンでターゲット層にリーチできるように、広告配信先のターゲティングができる機能のことです。
オーディエンスの種類
オーディエンスには2種類があります。
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
それぞれについて、以下で解説します。
その1:カスタムオーディエンス
はじめにカスタムオーディエンスについて紹介します。
カスタムオーディエンスを利用したターゲティングは、主に以下の4つの目的に合わせて設定ができます。
- リマーケティング
- 潜在的なリピーターへのリーチ
- フォロワー増加
- アプリのエンゲージメント増加
広告キャンペーンの目的に合わせてターゲティングを行うことで、カスタムオーディエンス機能は強力な機能となるでしょう。
カスタムオーディエンスの種類
カスタムオーディエンスの種類は4つあります。
※画像引用:TikTok For Business
それぞれの機能について、以下で補足します。
カスタムファイル
独自の顧客データ(カスタマーファイル)をアップロードすることで、広告配信に利用できる機能です。
広告エンゲージメント
これまでに広告が配信されたユーザーを指し、その広告を〇秒間視聴した、クリックしたなどの条件をつけてリストを蓄積できる機能です。
アプリイベント
アプリ内で支払い情報の追加やレベルの達成など、特定の行動を完了したユーザー情報を蓄積できる機能です。
ウェブサイト閲覧者
ウェブサイトを訪問、特定の行動を取ったユーザー情報を蓄積できる機能です。
その2:類似オーディエンス
次に、類似オーディエンスを紹介します。
類似オーディエンスは、既存のカスタムオーディエンスをもとに、条件を追加することで類似のオーディエンスを作成できる機能です。
類似オーディンエンスを活用することで、カスタムオーディエンスにもとづいてシステムが学習を行い、それらと特徴が類似しているユーザーに広告を配信できるようになります。
まとめ
今回は、TikTok広告で活用できるオーディエンス機能についてご紹介しました。
広告配信において、ターゲティングは重要な要素となってきますので、この機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。