Google広告では、スマート自動入札で店舗販売を重視した最適化が可能になります。
現在は小売店やレストラン限定になりますが、実店舗でO2O施策やオムニチャネル施策を検討されている方は、効果を最大限に活用する機能となりますのでぜひ本記事をご参考にしてください。
スマート自動入札とは
スマート自動入札は、機械学習を使用したオークションごとのコンバージョン数やコンバージョンの最適化を行う機能です。
この機能は、「オークションごとの自動入札機能」と呼ばれ、オークション時のさまざまなシグナル(デバイスや地域、時間帯、言語、オペレーティングシステムなど)に基づく高度な分析を行います。
補足:自動入札について
自動入札は、キャンペーンの目的・入札戦略に応じて自動的に最適な価格で入札をおこなう機能で、クリック数を最大化させるものや、コンバージョン数を最大化させるもの、掲載順位を指定する目的で使用します。 ユーザーのデバイスや所在地の属性データや、実際の検索語句などのデータをもとに入札単価が最適化されていく仕組みです。 |
店舗販売重視のスマート自動入札について
ユーザーが買い物のためにGoogle検策をするのは、オンラインショッピングだけではありません。ほしい商品が近くのお店で購入できないかを調べるためにも検索されています。
店舗販売重視のスマート自動入札では、来店だけでなく店舗での取引においても入札単価を最適化できるようになります。ただし、現在は小売店とレストランのみが対象ですので、注意しましょう。
参考:Google広告ヘルプ
以下で、導入方法をご説明します。
検索キャンペーンに導入する方法
Googleが推奨する、アカウント単位の設定で店舗販売コンバージョンを[コンバージョン]列に含める方法をご紹介します。
1. Google広告にログイン 2. ツールアイコンをクリック 3. [測定]で[コンバージョン]を選択 4. [コンバージョン アクション]タブから[店舗での販売]のコンバージョンアクションをクリック 5. [設定を編集]を選択 6. [コンバージョン列に含める]チェックボックスを「オン」にして、[保存] |
参考: Google広告ヘルプ|店舗販売のスマート自動入札について
まとめ
今回は、Google広告のスマート自動入札のアップグレードについてご紹介しました。
店舗での販売をコンバージョンアクションに追加できるようになることで、オンラインと実店舗での販売を促進することが期待できます。この機会に導入を検討してみてください。