今回はたまにお客様から質問される、「この場合って表示回数に入っているの?」という表示回数についてのちょっとしたハテナをまとめてみました。
表示回数のカウントのされ方
表示回数としてカウントされる場合・されない場合を例として4つ挙げてみました。
①検索広告:ブラウザの戻るボタンを押した場合
広告をクリックしてLPに遷移した後、戻るボタンを押して検索結果画面に戻ったことはありませんか?こういった場合、広告が表示されていた検索結果画面に戻ることになりますが、新たに表示回数が追加でカウントされることはありません。
※ただ、戻ってから再度広告をクリックした場合はクリックのカウントはされるそうです!
②検索広告:2ページ目以降にも広告表示された場合
検索結果1ページ目に広告が表示され、2ページ目にいくとまた同じ広告が表示されることがあります。この場合、別ページに表示されている扱いとなりそれぞれに表示回数がカウントされます。
③検索広告:同一ページに広告が2つ表示された場合(Yahoo!)
ユーザーにとって有益な情報をより多く提供するために、媒体側は同じ広告を重複掲載することを禁止しています。
ただ、Yahoo!広告ではシステムにより重複して広告表示されている場合があります‥。2ページ目以降へとページを跨がなくとも、同一ページ内の上部と下部に同じ広告が表示されているところを私自身何度か目にしたことがあります。この場合もそれぞれの広告に表示回数がカウントされています。
④ディスプレイ広告:画面内にバナーが表示されなかった場合
ディスプレイ広告は検索広告のように広告表示箇所が決まっておらず、サイト内の様々なところに表示されます。開いたページ内にバナーが配信されていれば、スクロールしなければ見えない範囲でも表示回数としてカウントされます。
ただ、スクロールして実際に見てもらえればいいですが、その前に別ページへ遷移されたりして見られていなかったら意味が無い気がしますね‥。実際に広告を見られている数はどれくらいあるのか知りたい、と思う方も多いと思います。そんな方には「視認範囲のインプレッション」(ビューアブルインプレッション)という指標を確認してみることをオススメします。
視認範囲のインプレッション(ビューアブルインプレッション)
表示回数のうち視認領域に入った数を「視認範囲のインプレッション」(Yahoo!では「ビューアブルインプレッション」)という指標で確認ができます。ちなみに、視認領域に入ったと見なされるのは広告の50%以上が1秒以上表示された場合です。この指標を確認することで、ある程度ユーザーに見てもらえた数が分かります。
まとめ
今回はいくつかの例を挙げて表示回数のカウントのされ方についてまとめました。
基本的に表示回数とは言葉の通り「広告が表示された回数」と認識しておけば問題はないですが、細かいカウント方法って意外に知らないものですよね。指標は正しく理解しておきたいものですね。