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【Google広告】目標インプレッションシェアの自動入札が実装

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Google広告で実施できる自動入札に「目標インプレッションシェアの自動入札」が追加になりました。
今回は、この「目標インプレッションシェアの自動入札」についてご紹介したいと思います。

目標インプレッションシェアの自動入札とは?

「目標インプレッションシェア」という新しいスマート自動入札戦略が、2018年11月15日にGoogleから発表されました。

【参照】Google広告ヘルプ:目標インプレッション シェアを使用してブランド認知度を高める

上記の自動入札戦略では、検索広告の表示位置である「ページの最上部」「上部」「任意の場所」に広告が表示されるように設定が可能で、設定内容に基づいて自動的に入札単価が調整されます。

ちなみに、管理画面ヘルプマークでは以下のような説明がされています。

(検索結果ページのどこか・・・)

「どこやねん!」をGoogleサポートセンターに確認するところ、各掲載位置のイメージは以下の認識で大枠問題ないようです。
(キーワードによる広告掲載枠の数にも左右されるため、あくまでザックリしたイメージです。)

  • ページの最上部:掲載順位1位を狙う
  • 上部:掲載順位2~3位を狙う
  • 任意の場所:それ以下の掲載箇所を狙う

たとえば、「ページ最上部のインプレッションシェア」の目標を「100%」に設定した場合、検索広告では、広告が1位表示される可能性が合計100回あった場合、100回の1位表示が達成できるようにクリック単価が自動的に設定されます。(当たり前過ぎてスミマセン・・・)

また、今回の機能は、11月13日(火)に発表された「検索結果ページの最上部インプレッションシェア」などの新指標と一緒に利用すると効果的な検証が行えそうですね。新指標の詳細は、以下弊社過去記事をご確認ください。

Google広告:「検索結果ページの上部インプレッション」と「最上部インプレッション」指標について

設定方法

設定自体は簡単ですが、Google広告管理画面での設定方法は以下となります。

  1. 自動入札を導入するキャンペーンを選択し「設定」を選択
  2. 「入札単価」を展開し、重要とする指標に「インプレッションシェア」を選択
  3. 「広告の掲載場所」で希望するものを選択
  4. 「目標インプレッションシェア(%)」を入力
  5. 「上限CPCによる入札の上限」を入力
  6. 保存!

上記で設定は完了です。

注意するポイント

「上限CPCによる入札の上限」を入力する際に、上限CPCの設定が低すぎる場合、入札単価が制限されすぎて、インプレッションシェアの目標を達成できなくなることや、配信自体が行われない可能性があります。

導入する際は過去の配信実績を参考に、無理のない範囲での上限CPCを設定しましょう。

【参照】Google広告ヘルプ:目標インプレッション シェアの入札について

活用方法

導入が難しそうな本機能ですが、どのような使い道がありそうか、害獣駆除業者を例に考えてみました。

屋号やサービス名は1位表示

すでに屋号・サービスを認知している層では最上部でのインプレッションシェア100%を目指す使い方です。

  • 害獣駆除コミュニケーションズ など屋号名
  • 駆除駆除ドットコム などサイト名
  • 駆除駆除110番 などサービス名

上記の様なキーワードでは、キャンペーンを別で作成していることも多いと思います。その場合、「ページの最上部」×「100%」と設定することでユーザー取りこぼしを最小限に出来るよう自動入札が活用できそうです。

CV獲得が顕著なキーワードで1位表示

過去の配信結果から、コンバージョン獲得に強い完全一位キーワードをメインに、最上部でのインプレッションシェア100%を目指す使い方です。

  • 害獣駆除 最安 名古屋
  • 害獣駆除 24時間 5,000円
  • 害獣駆除 今日 対応可能

少し変わった使い方ですが、コンバージョン実績に定評のあるキーワードをまとめたキャンペーンを作成、「ページの最上部」×「100%」と設定することで該当のキーワードで取りこぼしの無いように自動入札が活用できそうです。

潜在KWは下位IMPを狙ってみる?

潜在層へ向けたキーワードでは、上位ではなく「任意の場所」でのインプレッションシェアを最大化する使い方です。

  • 天井 異音
  • 床下 ガサゴゾ
  • 屋根裏 から 音

かなり変わった使い方ですが、まだ要因特定ができていない段階で検索結果をかなりじっくり見ているユーザーへ向けた配信での活用です。上位表示をせずに「任意の場所(ページ下部かそれ以下のイメージ)」でインプレッションシェアを最大化することで、潜在的なニーズを獲得する配信も面白そうですね。

まとめ

一見、とっつきにくい自動入札ではありますが緊急性の高い商材では上位でのインプレッションシェアに着目した自動入札を導入したり、逆に潜在ニーズでは上位には表示させないといった使い方など、工夫をすれば今までに無い切り口で自動入札への移行ができそうです。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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