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【Facebook広告】まるでブランドサイト!?キャンバス広告とは

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こんにちは。秋も深まってきましたね!先日紅葉に囲まれて、地元群馬県の温泉を満喫してきました。温泉は最高でしたが、冬の寒さという脅威におびえつつある手呂内です。今回は、Facebook広告のフォーマットの一つである「キャンバス広告」についてお話ししたいと思います。今回は、概要と事例紹介をメインでご紹介するため、作成方法については割愛させていただきます。

Facebookキャンバス広告とは?

キャンバス広告は、瞬時に読み込まれ画面いっぱいに表示される、Facebookのモバイル広告フォーマットです。 今年2月にリリースされ、海外を中心に幅広く利用され始めていますが、国内ではまだあまり見かけることが少ないように感じます。

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上図のように、ニュースフィード上の画像やタブをタップすると、そこから複数のスライドがある全画面広告に移動し、各スライド間のスクロールができるようになっています。一見LPのようですが、外部サイトに飛ばしているわけではなくFacebook内で完結できる仕様になっています。
また、各スクリーンにユーザーを外部サイトに誘導するためのリンクを設置したり、「購入」などのCTAも設定できます。

キャンバス広告のメリットとデメリット

Facebook広告市場にも今後大きな影響を与えてきそうなキャンバス広告。そんなキャンバス広告のメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • 読み込みが早い

まず、Facebook アプリと同じテクノロジーで画像や動画の読み込みを最速化しているため、標準的なモバイルサイトと比べて最大で10倍速く読み込まれます。サイトに飛ばした際に、読み込みが遅くユーザーをイライラさせてしまうことは少なくありません。せっかく広告費を払ってクリックしてもらったのに、読み込みの遅さが原因でサイト離脱を招いてしまうのは非常にもったいないです。キャンバス広告では、読み込みの遅さというジレンマから解消されるので、ユーザビリティの高さも追求できそうですね。

  • クリエイティブでユーザーの興味をひきやすい

キャンバス広告の魅力は、なんといっても今までにないクリエイティブの形だということです。クリック後に瞬時に全画面表示され、動画や静止画、テキスト、CTAボタンを自在に組み合わせてブランドや製品の魅力を伝えることができます。カルーセルを左右にスワイプしたり、スマートフォンを傾けてパノラマ空間を操ったりということも可能です。情報提供としての存在価値はもちろんですが「楽しさ」も与えられる点では、ユーザーにとっても付加価値のある広告フォーマットであると言えそうです。

  • LPがなくても効果的な宣伝が可能

LPを用意しなくても、キャンバス広告のクリエイティブを作成すれば効果的な広告配信が可能であることもメリットの一つだと言えます。ブランドや製品を詳細部分まで伝えるためには、LPに飛ばして見てもらうことが必須でしたが、Facebookアプリ内で、ブランドサイトにいるかのような感覚を与えてくれます。クリエイティブの工夫によっては、LP以上にユーザーの興味喚起を促すことができそうですね。

デメリット

デメリットとしては、キャンバス広告の作成が初心者向けでないということです。
上述した通り、他の広告フォーマットに比べて自由な表現が可能であるが故に、どうしても広告の質がクリエイティブに依存してくることになります。そのため、クリエイティブやデザインに関して一定水準以上の経験が必要です。

それを解消できそうなのが、9月27日にFacebook が発表したキャンバス広告用テンプレートの提供開始です。

キャンバス広告がより幅広いビジネス目標に対応、作成もより簡単にhttps://www.facebook.com/business/news/facebook-canvas-updates

まだ詳細は明らかになっていませんが、マーケティングの目標に合わせたテンプレートが提供されるとのことなので、導入のハードルが下がることが期待されます。
数か月後に提供開始を予定しているそうなので、提供開始されたらまたご紹介できればと思います。

事例紹介

実際にキャンバス広告を配信している企業の事例をご紹介いたします。

    • BURBERRY

バーバリーは、クリスマスギフトのカタログとしてのキャンバス広告を配信しました。
カルーセルで商品紹介をしつつ、キャンバス広告ならではのブランディング要素も所々見られます。

      • L’Occitane

ロクシタンも静止画と動画を組み合わせて、ブランドサイトのような作りになっています。商品カテゴリーのページの終わりに「購入」ボタンが用意されていて、押すとロクシタンの企業サイトに遷移し、購入できるようになっています。ブランディングとECの両軸でプロモーションを行うことを実現していますね。

まとめ

まだまだ導入のハードルが高く、今のところ様子見の段階という企業様も多いかと思います。テンプレートの提供開始をはじめ、今後ますますFacebook側でバージョンアップ・機能強化が実装されると予想されますので、Facebookでのブランディングを強化したいと思っている企業様は要注目ですね!

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