AdWordsでリマーケティングを活用されている方は多いのではないでしょうか。
リマーケティングでは訪問したユーザーをセグメントして、狙ったユーザーに配信できるという醍醐味があります。
リマーケティングとは
ウェブサイトにアクセスしたことのあるユーザーにアプローチできる機能です。
このようなユーザーが Google ディスプレイ ネットワークの他のウェブサイトにアクセスしているときに広告を表示できます。
これまではリマーケティングのタグを設置するか、WEBマスターツールと連動させて配信対象ユーザーのリストを作成していました。 もう一つ方法が増えたということですね、
ですが、Google Analyticsを使うことで、さらに一歩進んだリマーケティング配信が可能になります。
参照記事:
リマーケティングの設定方法《Google AdWords》
『リマーケティングwith Googleアナリティクス』 ベータ版がリリースされました
細かなセグメントで配信が可能
- SNS(FacebookやTwitter等)等の流入元のユーザーに配信したい。
- 訪問ページ数、滞在時間、直帰率等の細かいセグメントで配信したい etc.
そんな風に思っていた方はいませんか?そんな貴方に朗報です。
Google Analyticsと連動させることで、より細かくセグメントしたユーザーに配信することが可能です。
今回は Google Analyticsを利用したリマーケティングの設定方法について解説します。
Google Analyticsでリマーケティングリストを作る
まず、AdWordsとGoogle Analyticsを連動させます。
- Google Analyticsにログインをして、AdWordsアカウントの管理アクセスの権限を持つユーザーを追加
- 「アナリティクス設定」タブを開くと「リマーケティングリスト」という項目が追加されます。
- 「新しいリマーケティングリスト」をクリック
- リマーケティングタイプを選択します。
「サイトを訪問したユーザー」「サイト内の特定のページに到達したユーザー」「コンバージョンしたユーザー」を選択すると、リマーケティング用のタグを新たに設置しなくてもリマーケティングリストの設定が行えます。もう少し細かいセグメントをしたい場合は、「ユーザー セグメントを使用して独自のリマーケティング タイプを作成する」を選択してお好みのユーザー セグメントを設定して下さい。 - 最後にサービスアカウントの項目から、リマーケティングリストを参照するAdwordsアカウントを選択します。
- 実際にAdWordsにログインして、「共有ライブラリ」から「ターゲットユーザー」を確認してみると…
実際にリマーケティングリストの設定がされています。タイプの「タグベース」の下に「Google Analytics」と表示されていますね。リストの組み合わせも通常とおり行うことが可能です。
まとめ
以上がGoogle Analyticsを使ったリマーケティングの設定方法です。
次回はさらに踏み込んで、SNSからの流入ユーザーやリピート訪問数・滞在時間の多いユーザーへの配信等、より細かなターゲットユーザーの設定方法について解説したいと思います。