皆さんこんにちは!とうとう4月、新卒と言う新しい風が入ってくる時期ですね。弊社には今年も優秀な新卒が4名入ってくるということでドキドキしていますが、良い先輩・後輩の関係を築きたい今日この頃。
さて今回も簡単な事例紹介の記事となります。どちらかというと私ではなく、クライアント様がサイト改修を頑張った結果、CV・CVRが上がった内容となります。※私はリスティング広告からの知見・アイデアをいっぱい出しただけになります・・;
皆さんはサイト改修や構成について、どこを意識しているでしょうか。価格面やサイトの導線、挙げだしたらキリがないですよね・・!今回は○○を意識したことで成果を上げた事例となります。
案件概要
下記、今回の案件概要となります。
- 商材:テニススクール
- 商圏:関東
- 配信目的:体験レッスン申込獲得
- CV地点:体験レッスン申込
補足ですが、今回配信するキーワード構成は指名キーワード・顕在キーワードの2キャンペーンで構成・配信しています。それでは配信結果を見てみましょう。
配信結果
となっています。改修前と改修後の表示回数やクリック数、クリック単価などに大きな変動は無いですが、CVRが大幅に上がっていますね!CV数も各キャンペーン数倍増加となっており、タイミング的には受け皿となるサイト改修による影響がとても大きいと言えます。
検索クエリについて
クリック数に変わりはないですが、「質」はどうか?こちらも念のための確認・比較してみました。
クエリ上もテニススクール、レッスンを軸にエリア名やテニス上達したいなどのユーザーが占めており、なにか動きがあったと言うのはなさそうですね!クリックの数・質も変わらないことから、サイト改修による影響が大きそうです。
それじゃあ○○ってなに?
今回のサイト改修の○○は「ユーザー目線(ターゲットユーザーの悩み)」に対して訴求した構成となっています。難しいことはなく、ファーストビューに下記のような悩みに対して訴求した表現を追加しました。
- テニス練習してもまったく打てない
- みんなでテニスする日が決まった、さあどうしよう?
- 仕事帰り、自分のペースで気軽にテニスの練習したい
ちなみにサイト改修前はサービス内容と動画がメインとなっておりました。個人的な見解になりますが、サイト流入時点からターゲットが「自分事」として捉えられたことで、改修前よりも強い興味・関心を抱くことが出来た結果では無いかと思います。
サイト流入のファーストビュー情報で離脱率の良し悪しが大きく変わるという事は耳にしていると思いますが、まさにそれだと考えられます。※私もある商材を新しく買う時、最初に該当する悩みがあると結構買う傾向にあります・・笑
つまり、今回の言う「ユーザー目線」と言うのは、目のつきやすい箇所(ファーストビュー)に共感を得られる(今回は悩み訴求)情報を置くという事で、CVR向上につながったとなります。
ちなみに
クライアント様にヒアリングしたところ、改修前・改修後では電話の数はちょっと増えた感じ程度ですが、フォームからの申込は大きく増加したとのことです。サイト改修の効果が目に見えていると言えますね!
また、悩みを書くだけでここまで違うのか?と気になる方もいると思います。そこはクライアント様のサイトの作り・流れが元々良く出来ており、他の方が同様の情報を載せるだけでCV獲得数増加に繋がるとは思いません。当然、実際のサイト公開はしませんが、ファーストビューの構成イメージだけでもざっくりとですが簡単に紹介させていただきます。
サイト改修前(イメージ)
サイト改修後(イメージ)
終わり
如何でしたでしょうか。結果自体は出来すぎたものでしたが、これからサイト改修を考える方の一つとして参考になれば幸いです。じつはこの共感ポイント(悩み)が私が出した情報・アイデアで、その内容をもとにクライアント様が元々持っていた申込ユーザーの情報(問い合わせ内容)を活用して作成したものになります。(少しでも貢献できて嬉しかった・・!)
クライアント様はそういう情報・ユーザーの傾向はしっかり持っており、それはお客様獲得において有益なものになります。こういう情報こそ集客の武器となりますので、活用できるものがあれば活用することをお勧めします。