こんにちは!日曜日は絶対的休みと決めている荻野です。
しかし今週の日曜日は久しぶりに活動することになっており、ランニングイベントに参加します!体力は皆無ですが、気合と根性でがんばります( ʘ̅ωʘ̅ )
さて、今回はInstagramで動画広告を配信し、動画ごとに有意な差が出た案件がございますのでご紹介いたします。動画広告においてわかりやすさって大事なんやな~という感じで参考にしていただければと思います。
案件概要
案件概要は下記の通りです。
- 商材:ヨガ
- 配信媒体:Instagramのみ
- 配信エリア:四国エリア
- CVポイント:フォーム予約完了、電話タップ
- 配信期間:1ヶ月
動画について
Instagramでヨガの体験予約を促す動画広告を配信しており、動画素材は3パターン用意していただきました。それぞれの動画はシステムの最適化が行われるように1つの広告セットにすべての広告を入稿して配信を行いました。
下記に各動画の内容を簡単にご紹介いたします。
動画1:見た瞬間ヨガだとわかる
冒頭からヨガをしている女性の姿とヨガスタジオの無料体験レッスンであることを動画内の文章で訴求
動画2:見た瞬間ではヨガかな?と何となくわかる
冒頭はヨガをしている女性の姿と動画内に「大自然の風を感じて」というニュアンスの文章を記載して訴求
動画3:見た瞬間ではヨガだとわからない
冒頭では自然の大地のような映像が写っており、動画内に「心と体を自然と一体に」というニュアンスの文章を記載して、ユーザーに考えさせるような訴求
動画別の配信結果
動画別の配信結果は下記のとおりです。
他の動画に比べて、動画1:見た瞬間ヨガだとわかる動画のクリック率が高く、それに伴って圧倒的にCVを獲得することができました。CVの内訳はフォーム予約完了が28件、電話タップが6件でした。
システムの最適化が行われるような構成で配信していたため、成果のいい動画に配信が寄りましたが、結果は一目瞭然ですね。動画のクリック率を見ても、動画1のように冒頭でパッとヨガだと分かるような内容でないとクリックすらしてもらえないということがわかります。
上記の結果から動画広告の配信をお考えの際は、わかりやすいを第一に動画の作成をすると良いと思います!
動画の違いでこれだけCVの差が出るなら、他の動画広告は停止して、CVが獲得できる動画に予算を回せるように調整することをおすすめします。(月の後半から実際上記のように調整していました)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クリエイティブが静止画の場合、Instagramのタイムライン上に投稿された広告の写真に興味を持ってもらえれば、そのまま広告の文章を見てもらえることもありますが、クリエイティブが動画の場合、広告の文章はあまり見ることなく動画だけで投稿の概要を把握するユーザーが大半なのではと思います。
巷で流行っているインスタ映えを意識するあまり、内容が伝わりづらい動画を配信していてもユーザーには理解されず、結果としてCVの取りこぼしが発生してしまいます。
奇をてらった動画も1つのアイディアとして素敵ですが、まずはその商材について誰が見てもわかるような訴求で動画を展開するべきだということが今回の配信でわかりました。ご参考になりますと幸いです。
以上、荻野でした。