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【初心者向け】広告文作成もう限界…リスティング広告文作成ポイントとは?

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リスティング広告の配信方法は覚えたけど、どうも魅力的な広告文が作れない..
あなたはそんな悩みをお持ちではありませんか?広告文の作成はクリエイティブな作業であるため、時間もかかりがちですよね、僕もリスティング広告の運用を始めた当初はそうでした。

しかし幾つもの広告文を作成する過程で、広告文はポイントをおさえることで、スムーズに作成できることがわかりました。この記事では僕なりの広告文作成ポイントを紹介させて頂きます。

広告文作成で時間がかかって悩んでいるリスティング運用者の方の参考になれば幸いです。

案件概要

広告文のモデルとなる案件は下記となります。

案件:ラーメン屋
お店の特徴:創業6年目の塩ラーメン屋さん、名古屋駅から徒歩15分、ラーメンの値段は980円~、着席から5分以内に提供、替え玉が何度でも無料、不味かったら返金します。

ペルソナを作成する

まずはじめに案件のラーメン屋を利用してくれるであろう理想像、ペルソナを作成します。
ペルソナを作成することで、想定されるお客様がどのような願望を持っているか。その願望を叶えるためには、どのようなメッセージを訴求すべきかが明確になります。その結果、ユーザーが「これを探してたんだよね。」とクリックしたくなる広告文を作成することができます。

*今回は仮想案件なので想像でペルソナを作成しましたが、実際の案件であればどのようなお客様が多いかヒアリングを行い、ペルソナを作成しています。

作成したペルソナ

性別:男性
年齢:34歳
家族構成:独身(一人暮らし)
職業:営業
肩書:部長
年収:600万円
価値観:自炊はせず、美味しいものを食べるのが趣味で食費に糸目はつけず、昼食・夕飯は必ず自分の食べたいものを食べに行く。訪問が終わった後は腹ペコなので、お腹がふくれる料理を食べることが多い。暇があればネットで美味しい料理屋のリサーチをしている。

状況:名古屋駅付近での訪問が終わり、急に美味しい塩ラーメンが食べたくなったのでGoogleで「名古屋駅 塩ラーメン」と検索してみた。

商材のUSPをリストアップする

USPとはUnique Selling Propositionの略で「自社製品やサービスだけが持つ特徴」のことです。

USPを広告文に含めることで、自社製品、サービスの魅力を訴求することができ、クリックしたくなる広告文を作成することができます。そのため広告文を作成する際は、商材のUSPのリストアップを行い、どのようなUSPがあるか確認をします。

本案件のUSP

  • 着席から5分以内に提供される
  • 替え玉が何度でも無料
  • 不味かったら返金します

*創業6年、名古屋駅から徒歩15分、ラーメンの値段は980円は競合他社と比較して、自社製品やサービスだけが持つ特徴とはいえませんので、USPとはなりえません。

クリック率について補足

クリック率を高めることで、クリック単価を決める品質スコアが向上します。そのためクリック率を高めることは重要です。

AdWordsヘルプページ抜粋

クリック率が高い広告は、ユーザーにとって有益で関連性が高いという意味になります。クリック率は、広告の費用や掲載順位を左右するキーワードの推定クリック率(品質スコアを決定する各要素)にも影響します。クリック率の良し悪しは、宣伝している内容と広告を掲載しているネットワークに左右されます。

USPを元にお客様が得られるメリットを記載する

リストアップしたUSPからお客様が得られるメリットを具体的に記述します。USPだけでなく、得られるメリットも合わせて記載することで、ユーザーはサービス体験後のイメージが簡単にできます。その結果、よりクリック率の向上に繋がると考えています。

USPから得られるメリット

  • 着席から5分以内に提供→すぐに食べられる
  • 替え玉が何度でも無料→必ずお腹いっぱいになる
  • 不味かったら返金→そのくらい自信ある美味しいラーメンが食べられる

文字数を気にせず広告文をとりあえず書く!

USPと得られるメリットを元にペルソナが魅力的だと感じる広告文を作成していきます。
今回は「美味しい食事に関心のあるユーザー」がペルソナであるため、最も目立つタイトル見出し1に「美味しいラーメン」であることを明記し、美味しさを最も訴求します。

更に仕事終わりに検索していることから、お腹がペコペコであることが想定されます。よって替え玉が何度でも無料=「必ずお腹がいっぱいになる」ことをタイトル見出し2に明記して、満腹感も訴求する広告文に仕上げていきます。

広告文作成の基本は、クリックしたくなるような表現に仕上げることです。ただクリックしたくなるような表現なんてパッと思いつかないですよね?
そんな困った時に僕が利用するツールを紹介させて頂きます!

上記サイトは入力したキーワードの類義語を抽出してくれるものです。このサイトを使うことで、平凡な表現が劇的に変化します!今回はUSPである「美味しい」「早い」というキーワードを入力し、類語を検索してみます。その結果、下記の表現が類義語として抽出できました。

  • 美味しい→ほっぺたが落ちる、激ウマ、絶品
  • 早い→迅速、爆速

「美味しい」「早い」よりもクリックしたくなる表現ではないでしょうか?今回は「絶品」「爆速」の表現を採用することにしてみます。

文字数を調整する

作成した広告文で文字数超過している箇所を調整します。表現を変えたり、ひらがなを漢字に変換したりと文字数制限に収まるよう調整を行います。

■広告文最大文字数
Yahoo!広告・Google広告共通です。
全角は1文字、半角は0.5文字としてカウントします。
・広告見出し:15文字以内
・説明文:40文字以内

より広告文に文字を追記したい方へ

広告文と合わせて表示されるリンク先URLの2箇所に15文字ずつ追記することができる「パス」を利用しましょう。パスの箇所は次の通りです。example.com/パス1/パス2

例えば上記URLのパスに「絶品塩ラーメン」「満腹保証」を設定すると下記のようになります。

example.com/絶品塩ラーメン/満腹保証

Google広告ヘルプ:パスについて

見出し15個・説明文4個をMAX入れる

今はレスポンシブ広告がGoogle広告・Yahoo!広告ともにマストになり、過去の拡張テキスト広告は入稿できなくなりました。

広告をより効率的に運用するためにも、入稿できるマックスの数
・見出し=15個
・説明文=4個

を必ず入力しましょう!

入稿することで「広告の有効性」があがり、表示回数が増えるので、おすすめです。

 完成した広告文がこちら

以上の工程を元に広告文を作成しました。作成時間は7分弱となりました。
僕は週に1度はラーメン屋に行くラーメン好きなのですが、思わずクリックしてしまいそうです。疲れた仕事終わりに絶品で必ず満腹になる塩ラーメン…いいですねb

まとめ

今回は広告文作成ポイントを紹介させて頂きました。

  • ペルソナを作成する
  • USPをリストアップする
  • USPを元にお客様が得られるメリットを記載する
  • 文字数を気にせず広告文をとりあえず書く
  • 文字数を調整する
  • 見出し15個・説明文4個をMAX入れる

以上の流れで、僕は広告文を作成しています。

クリック率を高めることは重要と記載しましたが、実際のサービスより著しく乖離している表現をしていては、本末転倒ですのでご注意ください。

広告文の作成に時間がかかり、困っていたら是非この記事を読み返してみて下さい。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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