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【Google AdWords】特定のキーワードについて上位掲載を維持する自動化設定方法

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みなさん、こんにちは。

先日は体育の日でしたが、お子様がいる家庭では運動会があったのではないでしょうか。
我が家でも先日、息子(4歳)の運動会があり、応援に行ってまいりましたが、
何が大変って、応援するための場所取りのため朝4時から並ぶのです。
いやいやそんな気合い入れんでも。。。と思いつつ、妻から「いいから行ってきて」と言われ行くとすでに列が。。。
そして7時の開門とともに場所取り合戦が始まるのですが、妻からは「あまりいいポジション過ぎると他の父兄から何言われるかわからないから、少しの遠慮と目立たないレベルの図々しさでヨロシク」と言う曖昧さ120%の指示。
この陣取り合戦の最中に、そんな絶妙な加減できる人いるんでしょうか。そんな人いればお金払うんで代行してください。

ということで今回は、そんな絶妙な加減を自動調整してくれるAdWordsの機能「自動化」についての紹介です。(もちろん無料です)

自動化(ルール設定)でできること

条件設定することで、そのルールに基づき自動で設定変更をしてくれる自動化設定。
過去にも、曜日ごとでの日予算変更する方法について紹介しております。
【Google AdWords】曜日を指定した日予算変更の方法

ルール設定で変更できる内容は下記の通り。

  • 日予算の変更(キャンペーン)
  • 一時停止にする/有効にする(キャンペーン/広告グループ/キーワード/広告)
  • 入札単価の変更(広告グループ/キーワード)

今回は活用事例では、特定のキーワードにおける上位表示を維持するための入札の自動化の紹介です。

キーワード単位で入札調整

特定のキーワードの表示順位を常に上位にしたいという要望はあまりないかもしれませんが、例えば、リスティング広告を出稿している商材がCMや何かのタイアップ、イベントを実施するため、その間は極力上位で表示したいといったリクエストがあったりします。

手動入札でもできないことはないですが、常に上位掲載を維持したいと思うと、一時的にできたとしても、品質が下がってきたり、競合が入札強化してきたなどの要因で、刻々と順位が変化(下がってして)するので、適宜確認と調整が必要になってきます。
ただ、なかなか日々キーワード単位でのチェックは大変ですよね。
そういったときにはキーワードごとで自動化(条件による入札調整)が活用できます。

入札価格の変更方法は下記3つが選択できます。

  1. 自分で調整額を指定する
  2. ページ上部表示の推定入札単価に引き上げる
  3. First Page CPCまで引き上げる

1.については、変更条件を掲載順位(掲載順位が3.0以下の場合など)にすれば、希望する順位を目指して調整できますし、2,3であればページ上部や1ページ目への掲載を指標として調整できます。

設定画面は下記のようになっており、入札調整であれば上の3項目となります。

設定項目

各ルールで若干フォーマットは異なりますが、ページ上部表示の推定入札単価への引き上げ設定画面は下記のとおりです。

上図で対象はすべてのキーワードとなっていますが、プルダウンで特定のキーワードを選択することができます。
条件については、ここで詳細な条件を作成することができますが、ページ上部表示ができてなかったら入札の引き上げをしたいので、特に設定の必要はありません。
ただ、別途条件を設けたければ、ここで追加することができます。
(例えば、CV獲得できているキーワードについて上部表示できていなければ入札強化など)

もう一つ設定項目としては「頻度」と、「データの使用期間」の設定ができます。
「データの使用期間」とは、どの期間における結果に対して変更条件(指標)と比較するかの設定です。
頻度については1回限り/毎日/毎週/月別が用意されているので、どれだけ頻度を多くしようとしても
日に1回が限度となります。
また比較する期間については、直近で設定変更のタイミングから、長いと全期間での設定が可能ですが、配信初期などまだ安定していない時期は、指標となる順位も刻々と変化するので、どのタイミングで適用するかは注意が必要です。そもそも安定するまでは自動化に頼らない方がいいのかもしれません。

競合順位にあわせて入札強化する方法

キーワードごとでの自動化設定ではないですが、競合の入札強化によって順位が下がってしまう場合には、もしその競合が特定できるのであれば、入札戦略の自動化で「目標優位表示シェア」でも対応ができます。
※入札戦略のためキーワードごとではなくキャンペーンごとでの自動化

これは入札競合となっているサイトのドメインを指定し、そこに対しどの程度のシェアを確保するか設定することで競合より上位を取るよう自動調整が可能です。(設定画面は下記)

あまり競争が激化すると単価がどんどん上がってしまう恐れもありますが、順位を抜かれてたことに気づかなかったときや、土日などで調整しづらいときに、適宜入札をコントロールしてくれるので助かりそうですね。

まとめ

今回は掲載順位に着目して自動化機能の活用を紹介いたしましたが、順位以外にもさまざまな項目を変更条件として設定できるので、維持したい、改善したい状態が定量的に設定できるのであれば、指標をもとに自動で設定変更できないか活用を検討してみてはいかがでしょうか。

来年2月の生活発表会までに早朝席取り合戦問題をどうにかしたい今井でした。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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