皆さんこんにちは。
各媒体エディターとお友達になりたい。
中でもYDNキャンペーンエディターにはまだ夢と希望が隠れている気がしています。
今日はそんな夢と希望のヒトカケラ、エクスポート機能が使えるんじゃないかと思ったので紹介します。
エクスポート機能とは…
エクスポート機能とは、入稿したデータ等をCSVファイルとしてアカウントからダウンロードできる機能です。上の図のように様々なデータを選んでエクスポートすることができます。
どんなデータがエクスポートできるの?
実際にどのようなデータがエクスポートできるのか見ていきましょう。
アカウント内のすべてのデータをエクスポート
書いてある通り、一度にすべてのデータをエクスポートします。
エクスポートファイルを保存するフォルダを選択すると、そこにフォルダが作成されます。
フォルダの中身は上の図のような感じです。
- Imageフォルダ…画像ファイル管理に入稿してある画像ファイル
- Logoフォルダ…画像ファイル管理に入稿してあるロゴの画像ファイル
- Image_CSV…画像ファイルの一覧
- Logo_CSV…ロゴ画像ファイルの一覧
- PlacementList_CSV…プレイスメントリストの一覧
- SearchKeywordList_CSV…サーチキーワードリストの一覧
- TargetList_Combination_CSV…組み合わせで設定したターゲットリスト一覧
- TargetList_Rule_CSV…条件で設定したターゲットリスト一覧
- TargetList_Similarity_CSV…類似のターゲットリスト一覧
- ViewData_CSV…入稿してあるすべてのキャンペーンのデータ
画像ファイルやキャンペーン、作成した各リストをエクスポートすることができます。
リターゲティングに使用するターゲットリストは作成手順別に分かれて出てきます。
〇〇を選択してエクスポート
自分の欲しいデータのみ選んでエクスポートできます。
上記で羅列した画像ファイル、各リストを個別にエクスポートできるイメージです。
活用できるタイミングは?
データのエクスポート?何それ美味しいの?と思った方、もちろん美味しいです。
この機能は、”アカウントを跨いで”同じ設定をしたい、という場合にとても美味しく役立ちます。
★キャンペーンをまるっとそのまま別のアカウントにコピーしたい
AdWords Editorでコピーしたいキャンペーンを選択して、新しいアカウントにコピペできる手軽さに比べるとやや手間ではありますが、まるっとコピーは可能です。
エクスポートした「ViewData」のCSVを新しいアカウントにインポートするだけで、同じ設定のキャンペーンを作成できます。
※リタゲリストやサーチキーワードリストなど各リストをターゲティング設定している場合は、別途リストの作成が必要です。
★同じような商材だから様々なリストを使いまわしたい
プレイスメントやサーチキーワードなど、商材が同じ、ターゲットが似ている、などの理由から別のアカウントのリストを使いまわしたい時、とても便利です。普通ならイチからコツコツとリストをアカウントごとに作成するところですが、この方法なら複数のアカウントに同じリストを作る場合でも簡単に作成できます。
[共有ライブラリ]から追加したいリストを選択、[リストデータのインポート]よりエクスポートした該当のリストをインポートするだけで、同じリストを作成できます。
※同様の方法でリターゲティング用のターゲットリストも作成可能ですが、リストの中身についてはコピーできないので注意です。
おまけ…
入稿内容をエクスポートできるほか、『ターゲティング項目一覧』もエクスポートすることができます。
★設定できるカテゴリーの一覧が欲しかった
お客様にどんな設定ができるのか教えて欲しいと依頼されたり、自分で確認したいなと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。YDNのキャンペーンエディターでは「地域」「サイトカテゴリー」「インタレストカテゴリー」の一覧をエクスポートすることができます。
試しに「インタレストカテゴリー」一覧をエクスポートしてみると、上図のようにズラリと設定可能なカテゴリーを確認することができます。各媒体のリーチ数も見れますね。
エクスポートしたファイルを保存しておけば、ターゲティング設定を考える際にいちいちアカウントを開いてカテゴリーを確認する手間が省くことができます。CSVファイルなので編集し易いのも良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
使うタイミングは限られるエクスポート機能ですが、リストが簡単に別アカウントに複製できる点は個人的に世紀の大発見でした。
皆さんもぜひ活用してみてください。