2017年も3ヶ月が過ぎてしまいました。
4月に入り新入社員が入社された会社も多いのではないでしょうか。
さて、本日はアカウントが悪化した場合に私が見ているレポートのお話しをしたいと思います。
パフォーマンスが悪化したときに確認するポイント
運用経験があるのであれば上手くいっていたアカウントが急に悪くなった、という経験もあるかと思います。
原因を探ろうとアカウントと長時間格闘する経験は私もあります。
しかし原因を探り切れず競合他社の入札強化など外部要因と決めつけてしまってはいけません。
当然、外部要因である事もありますが、分析不足のケースも多々あるかと思います。
特に過去と比較して悪くなった場合に私がよく見るレポートを紹介します。
既に使ってるという人には当たり前ですが、使っていない人は一度使ってみても良いかと思います。
変動レポート
Google AdWordsの機能ですが、選択した期間内で最も変動が大きかったものを表示してくれるレポートです。
キーワードや広告Grごとの期間比を見ればいいのですが情報が多すぎて取捨選択が苦手という人は限定された情報から判断しても十分です。
コスト、CV数の変動が大きかったものが何だったのかが把握できれば、あとは掘り下げるだけです。
悪化などは大きく変化のあった個所が原因である事が多いため、変動の大きかった個所のみをピックアップアップしてくれる変動レポートは役にたちます。
変動レポートの確認方法
- 「詳細分析」タブ > 「表示:変動レポート」
変更履歴
続いてはレポートとは言えないかもしれませんが、アカウントの異常は多くの場合、自分の変更によるものである事が多いため記載しました。
運用ではPDCAを回す中で、アカウントには多くの変更を加えていきます。
これらの変更は構成の変更やキーワード、広告文の追加、停止や細かな入札単価の調整など多岐に渡るはずです。
これらの変更を全て覚えているのは無理があります。
上記の変動が大きかったものの変更履歴を調べてみると、過去に行った入札単価の変更がアカウントに影響を与えていたり、完全一致で除外しようと思っていたクエリがフレーズ一致になっていて表示回数が激減していた、など原因が特定できる事も多いです。
変更履歴の確認方法
- Google
上部「運用ツール」 > 「変更履歴」 - Yahoo!
上部「ツール」 > 「操作履歴」
まとめ
どうでしょうか?
使っている人も、使っていない人もいると思いますし、必ず使うべきとも言いませんが分析に時間が掛かってしまうという悩みのある人は確認するような癖をつけると良いかもしれません。
分析も効率的に行っていきたいですね。