運用者の皆様、日々の運用、お疲れ様です。
都心は寒波で氷点下まで下がる見込とのことで、ますます寒くなってきました、今日この頃。
私はこたつを買おうか検討中です。
皆様も風邪にはお気をつけてくださいね。
さて、今回は寒くなるにつれて、スマートフォンのニーズが高まった事例をご紹介したいと思います。
案件概要
- 商材:暖房器具の販売・施工
- 商圏:関東
- デバイス:PC/スマートフォン
基本的に冬場に盛り上がる商材で、デバイス別で見るとPCのCPAが良好となっています。
しかし、スマートフォンが特徴的な動きをしていたので、ご紹介したいと思います。
分析してみた
CPA比較
PCは年間を通して、比較的緩やかに推移しているのに対して、スマートフォン(SP)は大きく変動しています。
スマートフォンは4月、9月にかけてCPAが上昇し、その後、冬場の12月に向けて下降しています。
CVR比較
CVRは、PCは冬場に向けて上昇する傾向にあります。
一方のスマートフォンの変化は緩やかですが、10月以降の寒い時期に上昇していることがわかります。
暖房器具が壊れてしまったときに、冬場は寒さが耐え難くなり、緊急性が高まってくると思われます。
その際、スマートフォンで急いで検索するユーザーが増えてくるため、スマートフォンの需要が高まってくるものと思われます。
また、CPAの上がっていた4月、9月にCVRの落ち込みも見られます。
本商材では、この時期が閑散期と言えそうです。
CPC比較
PC、スマートフォン、ともに閑散期の夏場に向けて、CPCが上がる傾向にあります。
繁忙期にはむしろCPCは下がっており、閑散期の売上確保のために、入札を強化しているものと思われます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は極端な変化がある事例でしたが、実際にアカウントごとに年間のトレンドを出して見ると、思わぬ発見があるかもしれません。
皆さんも、一度試してみてはいかがでしょうか。