さて今回は、LPの改善に伴いパフォーマンスが大きく改善された事例をご紹介したいと思います。
案件概要
簡単にですが、案件概要になります。
- 商材:水道関係
- 配信媒体:Google AdWords
- 配信地域:関東
- CVポイント:電話番号タップ
水道やお風呂など、水廻り全般の修理を行っている案件です。
Google検索のみの配信を行っております。
背景
運用開始当初は、想定よりもコンバージョンを取得することが出来ませんでしたが、様々な施策(今回は割愛させて頂きます)を行った結果、月に5~10件ほど安定したコンバージョンを取得することが出来るようになりました。
お客様にヒアリングした結果、管理画面上で取得出来ているコンバージョンの内、約半数が実際の受注に繋がっているということでした。
そのため、更に受注数を増加させるために、コンバージョン数が今よりも増加するような施策・提案を行うことにしました。
施策・提案
コンバージョン数を増加させるために、今回はお客様にLPの改善提案をさせて頂きました。
改善して頂いた点は大きく以下の2点です。
- 電話番号タップボタンの追加(ページ上部)
- トップページのデザインの変更
「水道修理」という商材柄、ユーザーの緊急性が高く、検索連動広告からの流入のほぼ大半がスマホからのアクセスでした。しかし、電話番号タップボタンがページの最下部にしか設置されておらず、そこに行き着く前にユーザーがサイトから離脱しているのでは…と考えました。
そこで、メニューぺージの上部に電話番号タップボタンを追加して頂き、ユーザーがよりお問合わせをしやすい環境になるような提案を行わせて頂きました。
また、トップページのデザインもお問合わせに繋がりやすくするために、テキストベースのシンプルな作りから値段等の表記が一目で分かるような、ユーザーの目に止まりやすいデザインへと合わせて変更して頂きました。
結果
LP改善後の結果がこちらです。
改善前、改善後どちらも配信期間は1ヶ月での比較となっております。
コンバージョン数が増加しただけではなく、コンバージョン率も更に上昇させることができました。
また、実際の受注数も改善前と比較して増加したとのことです。嬉しい限りですね。
まとめ
如何でしたでしょうか。
今回は、LPの改善に伴いパフォーマンスが大きく改善された事例の紹介でした。
運用者にとって、管理画面上の数字を見て運用を行うことはもちろん大切なことです。
しかし、上記以外の部分でも視野を広く持ち、LP等にもしっかりと目を向け最も良いパフォーマンスが出せるようにしたいですね。
「ユーザーの流入はあるのに、いまいちコンバージョンにまで繋がらないなあ」と感じている方は一度いろんな視野を持って見直しを行うことで、新たな発見が生まれるかもしれません。