さて、本日は、2016年11月16日(水)にYahoo!スポンサードサーチにてリリースされた「拡大テキスト広告」について配信結果を絡めつつ、ご紹介いたします。
拡大テキスト広告とは?
ザックリまとめてしまうと「広告文字数が増えたよ!」ですが、
今までとの違いは管理画面を見れば一目瞭然。拡大テキスト広告の設定項目は以下のようになります。
従来のテキスト広告は見出しが半角30文字、説明文1・2がそれぞれ半角38文字で合計106文字。
これが拡大テキスト広告になってタイトルが2つに増加し、逆に説明文は2つあった物が1つに合体した感じです。
中でも注目すべきは、文字数よりタイトルが2つに増えたことでしょうか。
ユーザーの目を引くタイトル部分が拡大されるため、より目を引き、クリックにも繋がりやすくなりそうです!
早速、拡大テキスト広告形式に変更してからの気になる配信結果が以下のようになります。
配信結果
っと、配信結果を見る前に、簡単ですがアカウントの概要説明になります。
- 商材:卵を使ったスイーツのお取り寄せ
- 配信媒体:Yahoo!スポンサードサーチ
- 成果ポイント:購入完了
- 要望:Web経由での購入数増加
カスタードプリンを筆頭とし、卵を使ったスイーツのお取り寄せ数増加を目的とした配信です。
実際の配信結果は以下の通りで、5日間、同じ配信日数での比較となります。
注目してもらいたい数値は、クリック率、平均クリック単価です。
配信期間が5日間と短く、データの信憑性は高くないかもしれませんが、
従来の広告文から変更したことによりクリック率が2.5%向上し、クリック率の向上により広告の品質が改善。結果、クリック単価も¥-16と絶好調の結果に。
切り替えを行っている競合他社がまだ少ない事もこの結果の要因と考えられますが、
プラスの効果が大きいならば、切り替えるしかありませんね!
逆に、拡大テキスト広告に切り替えなかったことが原因で、成果を獲得する機会を逃すと考えれば
今すぐ対応するしか無いと思います。
ここで一つ小ネタを
拡大テキスト広告の説明で、あえて触れなかったココ。
深く気にせずに広告の設定を行っていると、
「ホームページのディレクトリを入れるのかな?」と、「example.com/shop/sweets」
のように入力する人が多いかと思います。
また、この項目は入力が省略できるので、
「触らぬ神に祟りなし・・・!」と、何も考えず空欄にする人も多いかと思います。
ここで、「ディレクトリ」の項目をもう一度見てみましょう。
・・・勘が良い方はもうお気づきですね。そう、日本語だって使えます。
たかが数文字。されど数文字。第一印象がガラッと変わる場合もあるのではないでしょうか。
広告表示オプションなども含め、広告の1パーツに過ぎませんが、1つ1つを組み合わせ、掲載内容を濃くしていく。このような積み重ねも大切な運用スキルだと考えています!
まとめ
基本的な広告の設定方法など、省略してしまった部分も多くありますが、「まずは触ってみる」ということが大切ではないかと思います。