みなさまこんにちは
寝るときはスウェットよりパジャマ派、今井です。
今回は配信するデバイスの入札調整した結果、コンバージョン数が増加した事例のご紹介です。
商材のターゲットユーザーに合ったデバイスに配信するという基本的な内容になりますが、一度ご覧いただければ幸いです。
アカウント概要
- 商材:ご高齢の男性限定高級スポーツクラブ
- 配信エリア:東海3県
- コンバージョンポイント:問い合わせ完了、電話番号タップ
- 配信媒体:Yahoo,Google(検索広告のみ)
60代以降の富裕層をメインターゲットとした高級スポーツクラブ会員登録の販促です。
当初のデバイス設定
商材のターゲット年齢から考えると、スマホは持たず、ガラケーを使用するユーザーが多く
ブラウジングはパソコンメインだろうと想定し、1ヶ月間スマホの入札をを弱めて配信をしました。
配信結果
パソコンでコンバージョンは取れていますが、CPAはスマホの3倍以上となりました。
コンバージョン数もスマホの方が多いため、スマホのクリック数を増加させることがコンバージョン数増加に繋がると想定できます。
上記の結果を踏まえて
次月はパソコンの入札を抑制し、スマホからのクリック数を増加させてみることにしました。
パソコンの入札を抑制して配信
パソコンの入札を抑えたことでパソコンでの消化コストを大きく削減することができ、スマホのクリック数が約2倍になりました。
結果として、コンバージョン数が2倍以上となり、CPAを2000円近く下げることができました!
スマホに配信を寄せることで、コンバージョンが増加するという仮説は正しかったことがわかります!
なぜスマホの成果がよかったのか?
高級スポーツクラブということで、お客様になりえるユーザーは経営者様など比較的リテラシーが高いユーザーが多く、スマホをメインで使用するユーザーが多いのではないかという仮説を立てています。
経営者様であれば仕事の移動時間が多く、移動中にスマホでブラウジングをして、コンバージョンすることも考えられますし、クリック率もパソコンと比較してかなり良い数値となっているため、商材に興味のあるユーザーに配信ができていると考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はパソコンに配信するよりもスマホに配信したほうが成果が良かったという事例になりました。
当初の想定と外れても、配信データを分析してターゲットユーザーに適したデバイスに配信量を寄せるという基本的なことで、コンバージョン数が大きく変わることがお分かりいただければ幸いです。
こういったデータ分析できるのもリスティング広告の強みですね!
以上、今井でした。