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検索広告とショッピング広告(商品リスト広告)を比べてみた【Google AdWords】

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みなさんは、ショッピング広告(商品リスト広告)は使っていますか?

検索広告・ディスプレイ広告を使用している方は多いと思いますが、ショッピング広告を使っている方は少ないのではないでしょうか?

今回、検索広告とショッピング広告を比較する機会がございましたので、ご紹介します。

事例紹介

今回の案件につきましては以下となります。

  • 業種:取扱商品多数のECサイト
  • アカウント構成:ショッピング広告が商品グループごとに分かれているので、検索広告も同構成
  • コンバージョン:商品購入

配信結果

配信結果につきましては以下となります。

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検索広告と比較しますとコンバージョン数・CPA共に、ショッピング広告の方が良い結果となっております。

また、以下気になった点をご紹介します。

表示回数が検索広告の50%程度

費用は同程度の金額を使用していますが、表示回数は半分程度と非常に少なくなっています。
また、インプレッションシェアを比較しても検索広告が10%以下と多くの表示余地を残しているのに対し、ショッピング広告では46.61%に広告表示ができています。

理由としては、共に検索結果画面への広告表示ではありますが、ショッピング広告の方が広告表示自体がされにくいことが考えられます。

コンバージョン率は検索広告の30%程度

検索広告のコンバージョン率が0.54%に比べ、ショッピング広告のコンバージョン率は0.17%と70%程度低くなっています。

要因としては検索広告では、特定の商品(キーワード)にクリックが集まって、コンバージョン獲得をしているため高いコンバージョン率となっています。
対して、ショッピング広告では商品に偏りなくクリックが散らばり、コンバージョン獲得をしているのでコンバージョン率が低くなっています。

コンバージョン率に関しては、今回は検索広告の方が良い結果でしたが、商材や業種による影響が大きいかと考えます。

クリック単価は検索広告の80%以下

検索広告の平均クリック単価が77円であるのに対して、ショッピング広告のクリック単価は14円と非常に抑制できております。

理由としては、検索広告に比べショッピング広告の表示枠に競合他社が少ないことが考えられます。
こちらも商材・業種により違いはあるかと思いますが、検索広告でクリック単価の高い場合は、ショッピング広告に広告表示をすることで、クリック単価を抑制できるかもしれませんね。

クリック率は検索広告の8倍以上

検索広告のクリック率が0.14%であるのに対して、ショッピング広告では1.19%と良い結果となっております。

理由としては、ディスプレイ広告でテキスト広告よりもバナー広告の方がクリック率が高いように、検索広告のテキスト広告と、ショッピング広告の商品写真が表示された際に、商品写真の方が訴求力が強いことが考えられます。

 

まとめ

能動的に検索を行うユーザーに対して、テキストのみの広告ではなく、商品写真付きの広告が表示ができる点はショッピング広告の大きな魅力だと考えます。

また、ショッピング広告では検索クエリーも確認ができるので、検索広告では発見できなかったコンバージョンに繋がるキーワード発掘にも使えますね。

前述に記載した通り、クリック単価が高い商材・業種の案件であれば、ショッピング広告を試してみてはいかがでしょうか。

※余談:「商品リスト広告」は「ショッピング広告」に名称変更されたそうです。
SEMHACKs様:Google アドワーズ、「商品リスト広告」を「ショッピング広告」に名称変更

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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