日々の運用、お疲れ様です。
今回はモバイルアプリに実際に配信してみた結果を記載してみます。
要件
- サービス:建設業界の管理職候補募集
- ユーザー:10代後半~20代後半くらいまでの現場作業従事者の男性
- 配信プラン:休憩時間に利用している、モバイルアプリ(ゲーム)に配信
- 配信時間:10:00~10:30、12:00~13:00、15:00~15:30(休憩時間に配信)
設定方法
AdWordsでゲームのモバイルアプリ内に配信するために、以下の方法をとりました。
- プレースメント:「adsenseformobileapps.com」を指定
- ディスプレイネットワークのキーワード:「ゲーム」KWを登録
モバイルアプリに配信は出来ますが、ゲームアプリを直接指定する方法はないようです。
そこで、コンテンツ配信を組み合わせて設定を行いました。
結果
上記の結果となりました。
が、通常であればプレースメントでどのアプリに配信されたかも確認できるのですが、今回は「adsenseformobileapps.com」で指定しているため、確認できませんでした…。
ユーザー属性では、男性100%、18-24歳44%、25-34歳56%と比較的高年齢層によっているものの、概ね想定通りに配信されています。
Googleアナリティクスで分析してみる
・参照元/メディア
ディスプレイでの配信ですが、平均セッション時間は30秒となっています。
本サイトへのPPC経由の平均セッション時間が38秒であるため、まずまずの結果と見て良さそうです。
また新規セッション率77%となっており、23%のユーザーが2回以上訪問していることが分かります。
・インタレストカテゴリ
インタレストカテゴリ単位でみた場合、「Gamers/Hardcore Gamers」「Gamers/Roleplaying Game Fans」等、ゲームに関心を持つ層に配信されているようです。
ただ、これだけでは若年層のゲーム好きに配信されてしまっている可能性も否定できません。
まとめ
今回は短期間の配信であったため、十分なユーザー数が集まらず、残念ながら求職者の応募まで至っておりません。
また、現在作業従事者、という特殊な層に配信するにあたって、「休憩時間にゲームをしている」という情報を元に今回の配信を試した経緯があるのですが、どのアプリに配信されたのか確認出来ないこと、若年層のゲーム好き層にも配信された可能性があることを踏まえると、プランニングが難しいところがありました。
一方で、オーガニック経由で求人LPを閲覧するユーザーが一定数おり、求人情報を通じて会社イメージ、信頼感を伝えるのに役立った、という副次的効果も生まれました。
今回の結果を踏まえて、次回の配信に生かしていきたいと思います。