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AdMobの概要と特徴についてのまとめ

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LINEやFacebookなど、多くの人が毎日必ずと言っていいほど何かしらのアプリを使っていると思います。僕も休憩時間や移動時間などアプリを利用することが多く、LINEなどのコミュニケーションツールやSNS、買い物や音楽の視聴など様々な種類のアプリをダウンロードして利用しています。

2008年7月のサービス開始時には約500本だったApp Storeのアプリ数も2017年1月には220万本になっているらしく、毎年数十万本ずつ新しいアプリが増えているようです。弊社が取り扱っているGoogleAdWordsでも先日ユニバーサルアプリキャンペーンのアップデートがあったように、アプリへの広告掲載に力を入れているように感じます。

ウェブサイトに広告掲載をするためのサービスはAdSenseですが、アプリに広告掲載するためのサービスはAdMobという別サービスになります。今回はそのAdMobについて簡単にまとめてみました。

AdMobとは

AdMobとは、指定された条件に基づいてアプリに広告を表示させることができる、アプリ開発者向けのサービスです。開発者はアプリに広告を掲載することで、収益を得ることができます。

AdMobでできる事は、大まかに以下の内容になります。

  • アプリに合わせて広告の外観や雰囲気を変更することができる。
  • 広告を表示する場所を指定することができる。
  • ターゲット設定により、ユーザーに関連のある広告を表示することができる。
  • 特定の広告カテゴリや広告主をブロックすることができる。
  • オンライン学習ツールを利用して、設定や運用方法を学ぶことができる。
  • パフォーマンスツールで広告の掲載状況などを確認することができる。
  • 収益を得ることができる。

覚えておいた方が良さそうな特徴

AdMobの特徴は多々ありますが、広告運用者が覚えておいた方が良さそうなのは以下の2点です。

  1. 広告枠によって、掲載できる広告フォーマットと広告の種類が異なります。
  2. レポートやダッシュボードから広告の掲載結果を把握することができ、お客様のアプリにとって効果的な広告や収益性の高い広告を探すことができる。
    ※Firebaseでアナリティクスと連携することで、より高度な分析を行うことも可能です。

1.広告フォーマットと広告の種類について

広告を表示する広告枠(広告ユニット)を作成する際に、広告フォーマットと広告の種類を指定する必要があります。

広告フォーマット

広告フォーマットでは、アプリ内のどこに、どのような外観の広告を表示するかを指定します。広告フォーマットには以下の種類があります。

  • バナー:端末画面の上部と下部に表示される基本的な広告フォーマットです。
  • インタースティシャル:アプリの自然な切れ目や移行のタイミング(レベルをクリアしたときなど)で表示される全画面の広告フォーマット。動画を表示できます。
  • 動画リワード:短い動画を視聴したユーザーに報酬を進呈する広告。アプリを無料で利用しているユーザーの収益化に役立ちます。表示できるのは動画のみです。
  • ネイティブ:アプリのデザインに合わせてカスタマイズできる広告フォーマット。アプリのコンテンツと関連性の高い広告が表示されます。動画を表示できます。
広告の種類

広告の種類では、その広告ユニットを使用して、どのような種類の広告をユーザーに表示するかを指定します。

  • テキスト(アプリまたはウェブ):テキスト広告は、テキスト形式の広告文でユーザーにアピールし、広告のクリックを促します。アプリまたはウェブサイトを宣伝できます。
  • イメージ(アプリまたはウェブ):イメージ広告は、画像を使ってユーザーにアピールし、広告のクリックを促します。アプリまたはウェブサイトを宣伝できます。
  • HTML5:HTML5広告は、HTML5で作成された訴求力の高い広告です。通常はインタラクティブ対応です。
  • 動画:アプリまたはウェブサイトを宣伝する動画がアプリ内に表示されます。動画広告には次の 2 種類があります。
    ・アプリインストール動画広告:アプリを宣伝するスキップ可能な動画広告をユーザーに表示して、ダウンロードを促します。
    ・動画リワード広告:スキップ不可の短い動画広告です。視聴するかどうかはユーザーが選択でき、視聴したユーザーはコイン、ライフ、ポイントなど、アプリ内で使用できるアイテムを手に入れることができます。

広告フォーマットと広告の種類の対応関係は下表のとおりです。

広告の種類
テキスト(ウェブ) テキスト(アプリ) イメージ
(ウェブ)
イメージ(アプリ) HTML5 動画
広告フォーマット バナー 対応 対応 対応 対応 対応 非対応
インタースティシャル 対応 対応 対応 対応 対応 対応
動画リワード 非対応 非対応 非対応 非対応 非対応 対応
ネイティブ広告 非対応 対応 非対応 対応 非対応 対応

広告フォーマットと広告の種類についてはこちらから

掲載結果と分析について

ダッシュボードでアカウントの日々の動きや掲載結果を手軽に確認することができます。
アプリやキャンペーンについての注目すべき情報が集約され、カード形式に整理されているのが特長です。ダッシュボードでは、アプリの収益状況や利用状況を把握でき、AdMobでの総合的な成果向上に役立つ情報が得られます。
ダッシュボードから得られる掲載結果はこれらのものがあります。

  • 見積もり収益額
  • 表示回数
  • 広告掲載率
  • 収益の高いアプリ
  • 平均セッション継続時間 など

また、Firebaseと連携してアナリティクスを利用する事で、より詳細な情報を確認することができます。(Firebase向けGoogleAnalyticsはこちらから

AdMobを利用するにあたっての注意点

AdMobへの申し込みの際には、既存のGoogleアカウントを使用するか、新しいアカウントを開設する必要があります。また、お支払いや自社広告などの機能を管理するため、AdSenseAdWordsのアカウントも必要になります。

下記ページからAdMobに申し込むことができるので、是非登録してみてください。
AdMobに申し込む

まとめ

いかがでしたでしょうか?
広告運用=AdWordsとなりがちですが、AdSenseやAdMobなどの広告掲載側のサービスについてもある程度知っておくと、広告運用の際に役立つことがあるかもしれません。 今回ご紹介したAdMobも、広告運用者で利用している方は少ないかもしれないですが、アプリ開発者をされているお客様とのお話の際にはもしかしたら役立つかもしれないので、是非この記事をきっかけに興味をもってらえると嬉しいです。

AdMobのご利用ガイドはこちらから

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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