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【これから始めるアクセス解析】第8回:変化の原因を突き止めよう(ページビュー数編)

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今回も前回に引き続き、Googleアナリティクスについてのお話です。
今日は『平均ページビュー数(平均PV数)』についてご紹介したいと思います。

平均ページビュー数の変化

平均ページビュー数はコーポレートサイトやECサイトなど、サイトの役割によって大きく平均値が異なりますが、月単位で見た時に2~3割程度の変化があれば、少し気にしてみても良いかもしれません。普段の滞在時間にもよりますが、プラスマイナス5秒程度は完全に誤差の範囲なので、一般的なサイトでは気にする必要はありません。

では、どんな時に平均ページビュー数が増減するのか、よくある原因を確認してみましょう。

平均ページビュー数が増えた

平均ページビュー数が増えたということは、一訪問あたりにユーザーが閲覧しているページ数が増えたということなので

  • キャンペーンなど、特設コンテンツを設置した
  • お問い合わせフォームへの誘導バナーをページに設置した
  • 商品、事例ページの充実を図った

等の原因が考えられます。
上記施策を実施したあとに平均ページビュー数が増加傾向にある場合は、狙い通りということですね。

平均ページビュー数が減った

平均ページビュー数が減っていしまった場合は、

  • 着地ページの修正がLPOとして逆効果だった
  • 商品数等の減少でサイト内のページ数が減少した
  • 検索エンジンで意図しないキーワードで上位表示され、ニーズの異なるユーザーの流入が増えた

等の原因が考えられます。
平均ページビュー数の減少に気が付いたら、前後1ヵ月程度で閲覧されているページごとのPV数を比較してみましょう。変化率の大きいページがあれば、そのページの修正を行ったかどうかを確認します。大きな修正を行っていない場合は流入経路の変化が原因の可能性があるため、ユーザーフロー、参照元をベースに調査します。

まとめ

平均ページビュー数については過去に『数値に惑わされないアクセス解析(ページビュー数編)』でご紹介したように、多いから良い、少ないから悪い、ということはありません。
数値の変化があった際に意図した変化なのかどうかをしっかりと判断することが大切なので、サイトの修正や広告まわりの戦略の変更を行う場合は、アナリティクスのメモ機能を使って履歴を残すことをおすすめします。

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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