先日、Google Inside AdWordsにてYouTube広告の新しいフォーマットとして「Bumper(バンパー)広告」が発表されましたのでご紹介します。
バンパー広告とは?
- スマートフォンユーザー向けの動画広告
- 動画は6秒間
- インストリーム広告(動画を閲覧する直前に流れる広告)
- CPM(インプレッション単価)
- スキップができない
- 2016年5月中旬開始予定
今回、スマートフォンユーザー向けに動画広告フォーマットを開発した理由としては、18〜49歳のユーザーの半数がスマートフォンでYouTubeを視聴している為、より最適化した動画広告フォーマットを開発したとのことです。
動画の再生時間が6秒間とのことなので、恐らくユーザー層として近いVineを意識しているかもしれないですね。
また、これまでのTrueView広告と違い、途中でスキップがされることなく動画を閲覧してもらえることが可能です。
実例
実例1
イギリスのバンド、RUDIMENTAL(ルディメンタル)のアルバムでは多くのゲストアーティストとコラボ楽曲がある為、それぞれの楽曲のゲストアーティストを紹介する形でバンパー広告を使用しています。
実例2
Audi社では「Querpass」や「Quantensprung」といった「Q」の付く単語が多く登場するテレビCMを制作し、それぞれの単語ごとのバンパー広告を用意することで、テレビCMと連動したプロモーションを行っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
動画に関しては、これまでの動画とは別にバンパー広告用の6秒間の動画を制作する必要がありますが、18~49歳の半数に対して有効なアプローチと考えますと魅力的な広告ですね。
また、先日実施されました「ウェブ検索結果右側の広告枠を廃止」に続き、今回もスマートフォン向けの広告対応となりますので、今後もGoogleのモバイルファーストに沿った戦略は続きそうですね。