リスティング広告 運用代行サービス|株式会社カルテットコミュニケーションズ|Yahoo広告/Google広告正規代理店

《リスティング広告》広告文に『◯◯無料』の記載は効果的か?

公開日:
更新日:

《リスティング広告》広告文の『無料』は効果的か

リスティング広告の広告文でよく「登録無料」や「資料請求無料」といった言葉を目にしませんか?

業界的には無料が一般的であったり、競合他社も無料にしているサービスをわざわざ「無料」と書くことに意味はあるのかな?と思っていました。

ただでさえ使用できる文字数が少ない広告文をもしかしたら無駄に使っているかもしれない。。。と思い今回調査をしてみました。

『無料』が記載されている広告文、されていない広告文の比較

無料広告比較1

上記は資料請求がコンバージョンのアカウントで、広告文に「資料請求無料」のある文、ない文で比較しています。

CPAに関しては大きな差はありませんが、クリック率は無料なし広告文の方が高く、コンバージョン率は無料あり広告文が高い結果がでました。

他のアカウントでも検証をしてみましょう。

無料広告比較2

こちらは会員登録をコンバージョンとしているアカウントですが、クリック率・コンバージョン率に関しては前述と同様の結果が出ました。

ただ、無料あり広告文のコンバージョン率は無料なし広告文に比べ2.6倍高く、CPAに関しては62%低い金額になっており、非常に効率的にコンバージョンを獲得できています。

「無料」の記載がある広告文の方がコンバージョン率が高い傾向があり、特に無料が特別でないものでも効果があると感じました。

では、広告文でよく使用される「創業◯◯年」や「満足度◯◯%」といった競合他社との違いをつけやすい具体的な数値と比較すると、「無料」の記載は効果的なのでしょうか?

『無料』が記載されている広告文、具体的な数値の広告文の比較

数値広告比較1

上記は会員登録がコンバージョンのアカウントで、過去の実績数と無料会員登録がそれぞれ記載された広告文を比較しました。

クリック率、コンバージョン率、CPAの全ての面で具体的な数値が記載された広告文が効果的な結果が出ました。

また、別のアカウントでも検証をしてみますと、

数値広告比較2

こちらは商品購入をコンバージョンにしているアカウントですが、商品の訴求点となる数値と送料無料をそれぞれ記載した広告文を比較しました。

送料無料の方がクリック率は高いですが、コンバージョン率・CPAは具体的な数値を記載した広告文の方が良い結果がでました。

「無料」での訴求は競合他社も行っていた際に特長として弱くある場合がありますが、自身の特長を数値で明記することは他社との違いをわかりやすくし、顧客に印象をつけやすいので効果的になるかと思います。

まとめ

検証を行ったアカウントが少ないので傾向としてではありますが、広告文に「無料」と記載することは、具体的な数値に比べると訴求点としては弱いですが、特別なことでなくても効果があると考えられます。

「無料」のように自分では強みとは思っていない内容が意外にも顧客の興味をひくかもしれないので、広告文での効果検証をしっかり行って、より効果的な運用を行えるように心掛けたいですね。

1営業日以内に返信いたします 広告の運用代行についてのお問い合わせはこちら
シェアする

ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


リスティング広告の
情報をお届け

メルマガではリスティング広告に詳しくなれる記事を毎週一週間分まとめてお届けします。不定期にはなりますがリスティング広告に限らず、Web集客改善に繋がる資料もお送りしていきますので、興味のある方はぜひご登録ください。

同じカテゴリの最近の記事